6話 ページ6
カンタside
・
ナツがあまりにも可愛くて絶句。
何も言えなくてただ見つめていた。
彼女と結婚したらこの瞬間が共に過ごせるらしい。
他の男…トミーや後輩よりも俺がいいのに。
俺にしちゃわないかなぁ。
『ねえ、カンタってば！！！』
「へ？あ、ごめん」
ﾄﾐｰ「しっかりしろや！俺とナツのツーショは撮ったから次お前とナツだぞ早く行けや！」
「わー叩かないでやめて！衣装だから！」
俺は急いで客席の奥まで行く。
ナツは自分の衣装を見つめながら待っていた。
似合ってる、だなんて俺には言う勇気はなかった。
結婚したら言うんだ〜。
『カンタ』
「うん？」
ドレス姿の彼女は俺を見上げながら、
『タキシード、似合ってると思うから自信もって』
こう言った。
…ダメだよ、そんなこと言っちゃ。
彼氏に言ってあげてよ。
タキシード姿の男に似合ってるって、告白じゃないの？←
「あ、りがと…」
『なーに照れとうとね！！カンタはしっかりしなさい！』
「うん！頑張る！」
軽く背中を叩いてきたナツは笑顔だった。
ｶﾒﾗ「じゃあ、カンタくん！ナツさんの髪にキスして！」
「え？！」
『え？！じゃないって。トミーやったからさ』
「トミーもやったのかよ…」
ぼーっとしている間にそんなことがあったのか。
そんなことを考えながら俺は彼女の髪に手を伸ばした。
セミロングな彼女の髪は近づかなければキスができなくて出来る限り近づいた。
彼女の髪は甘い香りがした。
ｶﾒﾗ「お、いいね！カンタくん目つぶって！ナツさん微笑んで！！お、いいね！いいよ！！うん撮ります！！はいOK！」
どっと疲れが押し寄せ溜息をついた。
彼女はまだ楽しそうに微笑んでいた。
ｶﾒﾗ「じゃあお姫様抱っこしようか！あ、でもカンタくん…持てる？」
「え？！持てますよ？ナツ軽いし…」
『しれっと嬉しいこと言うなよばか』
彼女は照れながらも抱っこされるために横を向いている。
頭のてっぺんからドレスの裾まで全てが綺麗だった。
そんな彼女を姫抱きした。
案の定軽くて、4キロくらいウエディングドレスの重さが足されたかな？という感じだ。
にしても手が回っている背中と太もも辺りがとても細くてびっくりした。
背中には無駄な肉がなくしなやかだ。
太ももは太いももなはずなのに全然細かった。
まさに女性らしい、ナツだった。
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まのん(プロフ) - ねーじゅさん» お仲間さんでしたか！！ありがとうございます；；；； (2018年5月10日 19時) (
レス) id: 240d3919d8 (このIDを非表示/違反報告)
ねーじゅ(プロフ) - ばりおもろい！私も福岡です！博多弁がすごく嬉しいです！ちなみにカンタくん派です！！ (2018年5月10日 18時) (レス) id: 3807b0d82a (このIDを非表示/違反報告)
まのん(プロフ) - 彩女さん» ありがとうございます；；；；これからも頑張って続けようと思います！ (2018年5月6日 18時) (レス) id: 240d3919d8 (このIDを非表示/違反報告)
彩女 - メッチャ面白い！更新が楽しみです！頑張って下さい。 (2018年5月6日 11時) (レス) id: 860233bc2f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まのん | 作成日時：2018年5月4日 8時
