その127 ページ38
Aside
10年後───────
善晴「ママぁあーー!!またパパが俺の桃食べたぁああああ!」
A「もう善逸!子供から奪うなんて最低!」
善逸「だって善晴にA奪われたんだもん!仕返しだよ!」
善晴「ママは俺の!」
善逸「ちーがーう!Aは俺のだよ!」
結婚式から2年後に、私達の元に赤ちゃんが生まれた。
2人で考えた名前は、我妻
善晴はすくすくと育ち、今年で8歳になる。
臆病で泣き虫だけれど、素直でとても優しい子だ。
きっとこの性格は善逸に似たのだろう。
まるで子供が2人いるみたいで、騒がしい日常を送っている。
A「ほら2人とも、お参りするよ!」
善逸・善晴「はぁーい」
私達は、毎朝3人で爺様と獪岳のお墓に両手を合わせている。
善晴「ねぇパパ、このお墓誰の?」
善逸「こっちは俺とAのじいちゃんの墓で、こっちは俺の兄貴の墓だよ」
善晴「おじいちゃんとお兄ちゃんかぁ!」
善晴「俺もお兄ちゃん欲しい!ちょーだい!」
善逸「えぇっ!?それは無理だよぉ」
A「弟なら、もうすぐ出来るよ」
善逸・善晴「「えぇえ!?!?」」
A「弟か妹かは分からないけど、善晴がお兄ちゃんになるんだよ」
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さくら - 読ませてもらいました!とてもおもしろかったです。頑張ってください! (2020年8月13日 15時) (レス) id: 5a06be7f79 (このIDを非表示/違反報告)
ミー - 続きがとても気になります!更新楽しみにしています! (2020年7月11日 13時) (レス) id: 36dcb4ceb6 (このIDを非表示/違反報告)
ぜんいちゅ(プロフ) - ミーさん» コメントありがとうございます!鬼化によって人間らしい感情が欠如してしまった獪岳ですが、彼には報われて欲しいです(T_T) (自分で書いといて) (2020年7月11日 10時) (レス) id: 00a91bfced (このIDを非表示/違反報告)
ミー - 最終章の展開、楽しみにしています!!獪岳が鬼化した時、善逸や師匠だけではなく主人公に対しても拒絶していたので、主人公の思いは届いていなかったのか、と胸が苦しくなりました…(´;ω;`) (2020年7月11日 9時) (レス) id: 36dcb4ceb6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぜんいちゅ | 作成日時:2020年7月10日 23時