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その6 ページ6

Aside







A「出てきちゃダメって、言ったのに...」




だけど彼の優しさに、私はなんだか温かい気持ちになった。






『やっぱりいたか...!さっさと来い!』




金貸しは乱暴に名無しくんの耳を引っ張る。




「いででででででで!!!」




A「貴方達やめなさいよ!いい大人が寄ってたかって!恥ずかしくないの!?」





名無しくんは金貸しに引きずられ、玄関を出るまであと少しのところで、爺様はガッと金貸しの腕を掴んだ。







桑島「ちょっと待たんか。こいつが何をしでかしたかは知らんが、金ならやる。さっさと出ていけ!」







爺様はお金を叩きつけて、金貸し達を追い払ってくれた。









「じいちゃん、俺、返せないよ、」





まだ痛みの残る耳をさすりながら、困ったような顔をする彼の頭に、爺様はそっと手を置いた。








桑島「馬鹿もん、こういう時はな、『ありがとう』じゃ。」





「あ、....ありがとう」






桑島「だがな、もちろんタダってわけにはいかん。1つ条件がある。」






「条件...。」







多額の借金の肩代わりをしてくれたのだ。
それ相応の条件に違いない、とゴクリと唾を飲む名無しくん。









桑島「儂の弟子になるのじゃ。」









この日から、名無しくんは私達と共に生活を送ることとなった。

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設定タグ:鬼滅の刃 , 我妻善逸 , 獪岳   
作品ジャンル:恋愛
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ぜんいちゅ(プロフ) - かぐやさん» わわわわ、私の血を分けます! (2020年6月17日 17時) (レス) id: 00a91bfced (このIDを非表示/違反報告)
かぐや - あ。鼻血ブッシャーー!です (2020年6月17日 6時) (レス) id: 20ac6cb932 (このIDを非表示/違反報告)
ぜんいちゅ(プロフ) - からあげさん» 鼻血拭いてください(;°□° )ありがとうございます、今後もよろしくお願いします! (2020年5月17日 22時) (レス) id: 00a91bfced (このIDを非表示/違反報告)
からあげ - ブシャーーーー(鼻血)不意打ちは卑怯ですはい 更新頑張ってください! (2020年5月17日 21時) (レス) id: 7170e0490e (このIDを非表示/違反報告)
ぜんいちゅ(プロフ) - カルナさん» 応援ありがとうございます( ; _ ; ) (2020年5月13日 17時) (レス) id: 00a91bfced (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぜんいちゅ | 作成日時:2020年4月30日 21時

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