三角形の恋模様《我妻善逸》

その41 ページ42

Aside





善逸「Aちゃん、心臓の音、すごく早いよ...俺のこと、好きぃ？」



A「すっ.....す、き...。」


って、何言ってんの私！流されちゃ駄目ったら！




善逸「えへへ...可愛いねぇ」



A「ぜ、善逸くん、離して！こんなの見られたらどうするの...！」



善逸「大丈夫らよぉ、今は2人しかいないよ」



A「でも、でも...」




善逸くんは自分の脚で私の脚を絡めて拘束した。




善逸「逃がしゃないよ...」




いつもと違う強引な善逸くんに、完全に調子を狂わされている私。




善逸くんに触れていると、体中が熱くなる。




善逸「ちゅう...したい....」



A「だっ....駄目だよ...！」



善逸「どうしてぇ？俺たち両思いでしょお...？」



A「善逸くんの好きは、違うでしょ！女の子なら、誰でもいいんでしょ...！」




善逸「違うよ...本当に好きなのは...Aちゃんだけらもん...」




A「からかわないでって何度も言って...」






や、やられ、た...。






重なった善逸くんの唇は、ほんのりお酒の香りがした。

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