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65 TH ページ15

やっと、やっと、やっと抱き締められた。

近くに居たから、知っているAの匂い……


でも、抱き締めると…もっと強く香るAの匂い。



TH『…ずっと、こうしたかった………』
消え入りそうな声が出た……


Aの手が俺の背中にまわってきて、ぎゅっとしてくれる。



あぁ、クラクラする。
俺も1杯飲んだんだったっけ?嫌、それのせいじゃないな。

Aの匂いが、手が、さっきの俺を好きって言ってくれた顔が………
俺の頭をクラクラさせるんだ。





A『…待たせてごめんね……テテ………大好き…ま、間に合った…?』



………俺、返事してないじゃん。


TH『俺は、ずーーーっとAが好き。大好き。……俺の事好きになってくれてありがとう……』



抱き締めた腕を少し緩めてAの目を見て、、、



無理無理無理無理っっ!!!
何なのっ////////

めちゃくちゃ可愛い/////////



顔が見れなくて、でも、ちゃんと言わなきゃって焦って、ちょっと離れた木を見ながら


TH『…俺と付き合ってください/////』


精一杯伝えたのに……………

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作者名:のぞみ | 作成日時:2020年3月20日 8時

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