ヌナ以外は人間だよ。2 【TH】 (ページ10)

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TH『…ん～～Aヌナ～大丈夫？腰痛くない？』

まだ寝ぼけてるのか、ぽやぽやした口調。

なのに、ちゃんと心配してくれてて

さっきは、Aって呼んでたのに、Aヌナ～って、やっぱりまだ慣れないんだなってちょっと可愛らしいな。

『ん～～、少し違和感…だけど、動けないほどじゃないよ、ありがと。

喉乾いちゃって、テヒョンも飲む？？』

TH『ん～～、飲みたいけど、目があかな～い～～』

『ふふっ、取ってくるから待ってて』

ベッドから降りたら、少し痛みがあったけど、テヒョンが優しく、優しく、ゆっくりすすめてくれたから、このぐらいの痛みで済んだんだろうな。

歩いてると、ふわっとテヒョンの香り。

あっ、テヒョンのTシャツ着せてくれたのか。

初めての事で緊張と、幸せと疲れで、すんごく眠たかったから、着せてくれた時の事がなんとなくしか思い出せない。

テヒョンのTシャツを着れた事は嬉しいけど、もう少し体力つけなくちゃな～。

ペットボトルの水を2本、冷蔵庫から取り出してベッドへ戻る。

『…はい、お水。』
声を掛けると、ん～ってゆっくり体を起こす

私にTシャツを貸してくれたから仕方ないんだけど、上半身裸で……

昨日の事を思い出してしまって、顔に熱が集まるのがわかる。