ヌナ以外は人間だよ。2 【TH】 (ページ5)

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ベッドに2人で並んで座って、少しの沈黙。

テヒョンは何を考えているんだろう。

女の人から誘うなんて、、やっぱり駄目だったかな。

急にテヒョンがパッと立ち上がって、ソファーの方へ行ってしまった

繋がれていた右手を離されて、温まった手が冷えていく

ソファーの辺りでゴソゴソして、ゆっくり私の前にしゃがみこんだテヒョンは

TH『Aヌナ、大事にする。Aヌナは俺の1番好きな人だから。……だから、Aヌナの初めて、、、いや、初めて…だけじゃなく、Aヌナを俺にください。』

手には避妊具を持っていて、緊張しながら伝えてくれる言葉にも独占欲が入ってて……ドラマや映画みたいなスムーズでロマンチックな部屋でもないけど

こんな真剣に伝えてくれるテヒョンだから、こわくないし、触れたいし、触れて欲しいって思える。

『私の、初めては、、テヒョンがいい。』

テヒョンはそっと私をベッドへ押し倒し

TH『Aヌナ……刺激が強すぎるよ……』

私の上に覆いかぶさって、そう呟いた。

そっとキスをして、頬にも、耳にも、首筋にもキスを落とされる

ゾワゾワって初めての感覚。

テヒョンの切なそうな息が、耳の近くで聞こえる度に、そのゾワゾワは増えてゆく。