ヌナ以外は人間だよ。2 【TH】 (ページ33)

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その転勤願いは、パンPDの耳にも入ったようで、忙しいはずなのに時間を空けてくれ社長室へと呼ばれた。

大きなソファーに座って

PD『A？日本への転勤願いは、自分で出したの？』

『…はい』

PD『どうして、また急に？』

『…沢山、考えました。でも、今、私とテヒョンが撮られたりしたら……BTSが…メンバーのみんなが、心無い視線と言葉で………考えるだけで……こわいんです。』

PD『テヒョンには………話してないか。』

『…はい。私は、、、私なりの方法でみんなを…テヒョンを守りたいです。』

PD『……会社としては、いい選択。なのかもしれない。

でも、個人としての意見ならば、、いい選択とは思えないけど。』

『…えっ……』

PD『テヒョンも……Aにも、辛い選択でしょう？可愛い子ども、2人が辛いなんて、父親役としては、悲しいよ。』

『っ……でも、今、この時期に離れないと……これからBTSはまだまだ人気が出てくるから……

世界中ののARMYを幸せにするのが、メンバーの目標です。その目標を、夢を、私が居たら邪魔をしてしまいそうで。』

PD『………わかった。離れる覚悟は出来てるんだね。

Aは日本でも、活躍してくれると思うから、会社のために、日本への転勤を許可します。』