ヌナ以外は人間だよ。2 【TH】 (ページ3)

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テヒョンは小さく

TH『…お邪魔します……』

と言い、ちょっとキョロキョロしながら部屋に上がった。

普段は、ほぼ風呂と睡眠、着替えを取りにくるぐらいの部屋。

女の子らしい欠片もない。

『寒いからココアいれるね。ソファーに座ってて。』

キッチンで暖かいココアをいれて、テヒョンの元へ行くと、ソファーにちょこんっと座っていた。

いや、、、、、

可愛すぎかっ！！！

『っ、プッ！！テヒョン！！なんなの！？』

TH『えっ、、えぇ～～～！何でそんな笑うの？？』

『いや、その、ちょこん感！！可愛すぎるよっ！！！』

TH『もぅ！もぅ！！緊張してるのにっ！！Aヌナのパボっ！！！』

今度はクッションをギューッとして、顔を隠してしまった。

いや、いや、それも可愛いかよっ！！

さっきまでの、ドラマみたいなテヒョンも、私の部屋に緊張してる男の子なテヒョンも、なんだか愛おしい。

あぁ、、

母性本能って

女性は強いって

こんな時に発揮されるのかも。

いや、そうじゃない。

相手が、テヒョンだからだ。

テヒョンじゃなければ、愛おしい。なんて思わないだろう。

私はココアをテーブルに置いて、テヒョンの前に行く。