どうする？？？4【RM】[完] (ページ3)

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スマホの電源を落としたまま。

気分はどんよりしてるけど、仕事は仕事。

切り替えていつものように仕事をこなす。

カウンターでレジをしていたら、

『アイスアメリカーノ、テイクアウトで。』

って優しい声がした。

かしこまりました。って顔を上げたら……

『っ！ホッ…………』

HK『シーー。』って小声で言われて……

お会計をしている間に

HK『……ナムジュン元気ないんだ……Aさんに会えなくて落ち込んでる。ここに会いに行ってあげてくれないかな？』
ってちいさなメモを渡された。

受け取るのを躊躇していたら、

HK『バレる前に帰るからっ！早くポッケに入れて！』

って急かされて、はい。ってポケットに入れた。

ポケットには入れたものの………

ナムジュンと会う勇気が出なくて………

読まずに、ポケットの入れたままにしていた。

次の日も、同じ声。

HK『アイスアメリカーノ、テイクアウトで。』

『……かしこまりました。』

HK『…見てくれてないんでしょ？』

『………』
図星すぎて顔を上げられなかった。

HK『…Aさんがどう思ってるかはわからないけど、1度だけナムジュンと会って。

今日はAさんが、うんって言ってくれるまで帰らないし、うんって言ってくれるまで毎日通うからね。』