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「後悔するの?」


紫躍が去った後に教室いたクラスメイトが減ってまばらになっている。

私と廉くんは気まずい少しの沈黙があった。
廉くんがボソリと呟いた言葉に大きくブンブンと首を横に振った。



「後悔…しないよ」


「ほんまに?」


今度は首を縦にコクりとうなずいた。


「私が好きなのは…廉くんだから」

廉くんの目をじっと見つめてそう言う。


「A…」

私の机の上の手に廉くんがそっと自分の手を添える。


「ほんまに?」


「うん。」


つい先日もこの教室で同じようなやり取りをしていたことを思い出す。


「私が好きなのは廉くん」


「やば。」

廉が恥ずかしそうに目を伏せた。
その細長いけど長いまつ毛に思わず触れてしましようになる。


夕暮れの夕日が教室に入り込んで眩しい。


「A…キスしてもええ?」

「え?」

私が返事する前に彼は私の両手を包んだ。
廉の目が「いいよね」と言いているような気がして「うん」という言葉のかわりに目を瞑った。

すぐして柔らな唇が私の唇に重なった。
ただ重ねるだけのキスだった。

私の全身がピリピリと痺れた。


好きな人とのキスの半端ない破壊力について知った

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ゆっぴー - 廉くん頑張れ。 (2021年11月21日 13時) (レス) @page42 id: 233a7fa478 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっぴー - 廉くんと主人公がハッピーエンドになる事を願います。紫耀は主人公が自分から離れるのが怖いだけでしょ。 (2021年11月21日 13時) (レス) @page42 id: 233a7fa478 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:蒼子 | 作成日時:2020年4月24日 21時

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