姉弟と幻想郷の大晦日 ページ10
・
(本編とはまた別の時間軸)
NOside
〜???
12月31日。外の世界でも幻想郷でも同じ、
年越しの日である。
………幼き姉弟の大晦日、覗いてみませんか？
〜幻想郷
「守夏、初夏、暇なら手伝ってくれる？」
「なーに？霊夢さん！」
「どうしたの？霊夢ちゃん」
「大掃除よ、大掃除。大晦日なんだから」
「………………大晦日？…あー、年越しですか」
「霊夢さん、何手伝えばいい！？」
「二人には鳥居の回りをお願いしようかしら」
「わかった。ほかに手伝うことあればまた言ってくれれば何でもやるからね」
「助かるわぁ〜」
〜割愛〜
「霊夢ちゃん、掃除終わったよ」
「ありがとう、助かったわ。」
「他に手伝うことある？」
「今のところ他にはないから、こたつ入って休んでていいわよ」
「いいの？本当に他に手伝うこととか…」
「外の掃除で体冷えたでしょ？早く暖まって来なさいよ。風邪引かれても困るんだから」
「姉ちゃん、早く行こ！」
「初夏………霊夢ちゃん、手伝いあったらすぐ呼んでね。約束」
「わかってるわよ。」
〜???
何気ない、日常の様子でも特別なんだよ。
貴方が特別だと思えば、どんな地味で平凡な毎日でも特別なものに変わる
いつも通りの日常も、いつかは崩れ去るから。
代わり映えの無い、貴重で尊い一日を大事に
これからも変化の無い日常を過ごしていきたい
貴方と、貴方の大切な人が何事もなく平和に過ごせるだけで、
幸せと言えるはずだから。
まぁ、幸せなんて人によって違うからね。
あくまでも一例だよ。
人なんて沢山居るんだから、他と違って良いに決まってる。
あの姉弟のように、引き裂かれてはいけない。
もうすぐ除夜の鐘が鳴るね。
そろそろ僕は帰ろうかな。
え？僕は誰だって？
…………………………誰だろうね。
貴方が思い浮かべたものが僕なんだと思うよ。
じゃあ、時間が無いから行くね。
また、いつか会おう。
＿￣＿￣＿￣＿￣＿￣＿￣＿￣＿￣＿￣＿￣
作者
今年も残すところ1時間を切りましたね。
この小説も約1ヶ月、更新できていませんでした
大晦日だけでもと思い更新させていただきました。
来年は、もっと語彙力を上げようと思います、
あとは更新速度もあげていきたいですね
2021年、貴方にとって良い年になりますように
2020年12月31日23時28分 Non
・
続く
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作者名：non＆kou | 作成日時：2020年7月10日 22時
