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「…で？Aが見知らぬイケメンと付き合ってて焦っていると？」
土曜日の夜、大衆居酒屋で同期のふっかが呆れたようにつぶやく。
「要約するとそうなんだけどさ」
ここ最近の俺はいつもの俺じゃない。
今日だって…電話を無視されていることが信じられずに、気がついたら電車に乗ってAの家まで来ていた。
で、でくわした彼氏。
思ってた100倍のイケメンだった。
オーラがすごくて…何にも言えずに謎に肩をポンと叩いた。
ダサい感じにはどうしてもなりたくなくて余裕そうな顔をしたけど
内心は全然余裕なくて
何よりも出かける準備をしていたAが綺麗だった。
本当はあんになにすぐに帰るつもりはなかったけれど、出かけるAの綺麗な姿を見たらなんだか…帰らざる終えなかった。
「お前…今更すぎるだろ？」
「だよな。俺も今更って思うけどさ…」
「あきらめろ、諦めろ。あ、き、ら、め、ろ」
ビールジョッキに口をつけながらふっかはそう言う。
「そんなラブラブーな2人の映画とか小説があったら…お前は脇役だ。それもクズなやつ」
ヘラヘラと笑うふっか。
何か言い返したくて思い出したように言う。
「お前だって…Aのこと好きだっただろう？」
「は？」
「分かり易いんだよ。ま、あいつは俺のこと好きだったけどな」
ふっかは俺の言葉に不服そうな顔をする。
「Aはお前のこと好きだったもんな。過去形で。ま、俺はもう結婚するし？諦めることも大事よー」
悔しいけれど…そうだ。
でも諦めれるわけない
この3年間の俺たちの間に急に入ってきたあの若い男…
諦めるわけにはいかない。
「Aの気持ち知ってて…なんで、翔太はAの気持ちに答えられなかったんだ？」
「Aはいつでも手に入ると思っていたから」
俺の言葉にふっかは嘲笑う。
「で、手に入りそうになくなって……後悔してると？お前…そこまで自己中なの…逆に尊敬する」
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nono(プロフ) - 晴子さん：表現の仕方について言われるととってもとっても嬉しいです！ありがとうございます。これからもよろしくお願いします。 (2022年1月27日 7時) (
レス) id: ec84c7801d (このIDを非表示/違反報告)
晴子(プロフ) - 表現の仕方がとても好きです。青なのか…黒なのか…どっちも違う意味で癖になるキャラクターなので、最後にどうなるのかが楽しみです！ (2022年1月27日 0時) (レス) @page4 id: b5ad09120c (このIDを非表示/違反報告)
nono(プロフ) - なつみさん：ご指摘ありがとうございます。誤字脱字…日常的に多いので気を付けます。これからもよろしくお願いします。 (2022年1月26日 23時) (レス) id: ec84c7801d (このIDを非表示/違反報告)
nono(プロフ) - soraさん：ありがとうございます。順次更新していきますのでこれからもよろしくお願いします。 (2022年1月26日 23時) (レス) id: ec84c7801d (このIDを非表示/違反報告)
なつみ(プロフ) - とても面白くて続き早く読みたいですが、誤字脱字が気になります。 (2022年1月26日 21時) (レス) @page45 id: eab4cc85b5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：nono
| 作成日時：2022年1月23日 21時
