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それから翔太の話題になることはなく、いつも通りの私たちになった。
サービスエリアに寄って2人で色んなものを食べた。
土曜日のサービスエリアは思ったよりも混んでいる。
そんな人混みの中で飲み物を買いに行った目黒くんを待つ。
不思議。
こんな人混みの中で
遠くから彼が一直線に私のほうへ歩いてくる姿だけが見える。
私が彼を見つけるのは…スタイルと綺麗な顔がそうさせるのかもしれないけれど…
こんなに大勢の中で
彼は私のもとへまっすぐと
少しも迷いもせずに
私にもとにまっすぐと
「ごめん、待たせた。行こう？」
そう笑って手を繋ぐ。
「こんなに人がいっぱいいるのに…私のこと…すぐに見つけてくれるのね」
「え？あ、確かに…でも…Aさんも俺のことすぐに見つけてくれたでしょう？」
こんなにたくさんの人の中で
私だけ見てくれる人。
私を見つけてくれる人。
「運転…代ろうか？」
「え、Aさん運転できんの？」
「一応ね」
「じゃあ、お願いしようかなー」
そう言って車のキーを渡される。
そこから1時間くらい、次のサービスエリアまで、私が運転した。
少し眠そうな目黒くん
「寝てていいからね」
「いや、絶対に寝ない」
背筋をピンと伸ばして意地を張る彼が可愛すぎて自然と笑みがこぼれた。
次のサービスエリアに着くころは薄暗くなっていた。
更に寒さに拍車がかかる。
それでも私の心には暖かい風が吹く。
高速を降りて山道を走るころはすっかりと夜になっていた。
どんどんと道幅が狭くなる。
代わりに空が近くなる。
車のライトに照らされて雪が白く光る
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nono(プロフ) - 晴子さん：表現の仕方について言われるととってもとっても嬉しいです！ありがとうございます。これからもよろしくお願いします。 (2022年1月27日 7時) (
レス) id: ec84c7801d (このIDを非表示/違反報告)
晴子(プロフ) - 表現の仕方がとても好きです。青なのか…黒なのか…どっちも違う意味で癖になるキャラクターなので、最後にどうなるのかが楽しみです！ (2022年1月27日 0時) (レス) @page4 id: b5ad09120c (このIDを非表示/違反報告)
nono(プロフ) - なつみさん：ご指摘ありがとうございます。誤字脱字…日常的に多いので気を付けます。これからもよろしくお願いします。 (2022年1月26日 23時) (レス) id: ec84c7801d (このIDを非表示/違反報告)
nono(プロフ) - soraさん：ありがとうございます。順次更新していきますのでこれからもよろしくお願いします。 (2022年1月26日 23時) (レス) id: ec84c7801d (このIDを非表示/違反報告)
なつみ(プロフ) - とても面白くて続き早く読みたいですが、誤字脱字が気になります。 (2022年1月26日 21時) (レス) @page45 id: eab4cc85b5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：nono
| 作成日時：2022年1月23日 21時
