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翔太はしょうがなく腰を上げて玄関の方に向かった。
その後ろをトボトボと追いかける。
丁度、翔太が靴を履いている時に車が到着した音がした。
最悪のタイミング
車のドアが開く音がして勢いよく玄関のドアが開く
「Aさん準備でき…」
目黒くんの声が止まる。
じっと翔太の顔を見た。翔太がどんな表情していたのかは見えないけれど…これは…修羅場？になるかと思いきや、
「あー彼氏さん？こんにちは。」
翔太は目黒くんの肩をポンっと叩いて出て行ってしまった。
「………Aさん…出かけよう？」
何かを少し考えたような表情をした後に目黒君は翔太に叩かれた肩を払って、作った笑顔でそう言った。
群馬までの長い道のり。いろんなところに寄る計画をたててるから、群馬に着くのは夜。
車内はすこしだけ気まずい空気になる。
「あの人が…しょうた？」
「…そう」
「なんか想像と違った。」
「え？」
「思ったよりも…犬みたいな奴だった。」
犬…確かに…犬かも。
翔太の顔を思い出してフッと笑う。
「何か言われた？」
目線は前。ハンドルを握る目黒君の横顔はすこしイラついているような表情…にみえる。
「…電話に出なかったから……来たみたいで…心配かけてごめん」
「分かりやすい奴…離れていくAさんのこと………」
目黒くんは少し言葉に詰まる
「ほんと、分かり易くて笑っちゃう」
力なくそう言うと、丁度信号待ちの目黒君の左手が私の右手を握る。
「あいつの電話無視したってこととか…昨日帰って来てくてたってこと…それに昨日のキス……俺、ずいぶん期待してるから……Aさんの気持ち…期待してるから」
「うん」
信号が青になって動き出す車。
私の頷きに目黒くんは少し安心したようは表情をした。
もう、彼に心配そうな顔はさせたくない。
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nono(プロフ) - 晴子さん：表現の仕方について言われるととってもとっても嬉しいです！ありがとうございます。これからもよろしくお願いします。 (2022年1月27日 7時) (
レス) id: ec84c7801d (このIDを非表示/違反報告)
晴子(プロフ) - 表現の仕方がとても好きです。青なのか…黒なのか…どっちも違う意味で癖になるキャラクターなので、最後にどうなるのかが楽しみです！ (2022年1月27日 0時) (レス) @page4 id: b5ad09120c (このIDを非表示/違反報告)
nono(プロフ) - なつみさん：ご指摘ありがとうございます。誤字脱字…日常的に多いので気を付けます。これからもよろしくお願いします。 (2022年1月26日 23時) (レス) id: ec84c7801d (このIDを非表示/違反報告)
nono(プロフ) - soraさん：ありがとうございます。順次更新していきますのでこれからもよろしくお願いします。 (2022年1月26日 23時) (レス) id: ec84c7801d (このIDを非表示/違反報告)
なつみ(プロフ) - とても面白くて続き早く読みたいですが、誤字脱字が気になります。 (2022年1月26日 21時) (レス) @page45 id: eab4cc85b5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：nono
| 作成日時：2022年1月23日 21時
