40 ページ40
「ネックレス貰ったら帰るからね」
玄関から先には上がらずに翔太を待つ。
「はいこれ」
翔太が部屋から持ってきたネックレスを鞄の中に入れる。
「ありがと…」
顔をあげるといきなり唇を奪われた。
両手で肩を押すけれどびくともしない。
あまりの急な出来事に頭が真っ白になる。
どんどんと深くなるキス。
息が苦しくて少し口を開けた瞬間に翔太の舌が入り込む。
両手をギュっと掴まれてそのまま壁に押しやられた。
首筋に移動した翔太の唇。
「翔太…やめて」
両手を上で束ねられる。首を振り拒否するけれども少しも力は緩まない。
空いている右手で服の中に浸入してくる。
翔太の冷たい手が背中のフォックを外す。
「ね、やめて。お願い」
「やめない。静かにしてろ」
もう一度口を塞がれる。
もうだめだと力をいれることをあきらめた。
翔太は私がもう拒否しないだろうと上で束ねていた手を解放した。
そのまま服を捲し上げて激しく胸を揉まれる。
翔太が先端を口に含んだ瞬間に「あっ」と声が漏れた。
私の反応に翔太は嬉しそうに口角を上げて私を見上げた。
そのまま口を脱がされて、手を引っ張られてリビングのソファに倒された。
もうそこからは少しも拒否ができなかった。
翔太の触れる手がいつもよりも数倍優しくて…
愛おしそうに私の顔を撫でた。
何度も優しくキスを落とした。
「A…俺のそばにいろよ」
小さく呟いた翔太の目が少し濡れていた。
この男はずるい
ずるすぎる。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1470人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SnowMan」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
nono(プロフ) - 晴子さん：表現の仕方について言われるととってもとっても嬉しいです！ありがとうございます。これからもよろしくお願いします。 (2022年1月27日 7時) (
レス) id: ec84c7801d (このIDを非表示/違反報告)
晴子(プロフ) - 表現の仕方がとても好きです。青なのか…黒なのか…どっちも違う意味で癖になるキャラクターなので、最後にどうなるのかが楽しみです！ (2022年1月27日 0時) (レス) @page4 id: b5ad09120c (このIDを非表示/違反報告)
nono(プロフ) - なつみさん：ご指摘ありがとうございます。誤字脱字…日常的に多いので気を付けます。これからもよろしくお願いします。 (2022年1月26日 23時) (レス) id: ec84c7801d (このIDを非表示/違反報告)
nono(プロフ) - soraさん：ありがとうございます。順次更新していきますのでこれからもよろしくお願いします。 (2022年1月26日 23時) (レス) id: ec84c7801d (このIDを非表示/違反報告)
なつみ(プロフ) - とても面白くて続き早く読みたいですが、誤字脱字が気になります。 (2022年1月26日 21時) (レス) @page45 id: eab4cc85b5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：nono
| 作成日時：2022年1月23日 21時
