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アキノリ視点
あの後白秋としての記憶を辿ってみたが...夜桜は空天の姉としか分からず...なんで厄災としての名乗っていたのかは分からなかった...目の前の本人に聞けば良いんだろうけど...
「...しかし...お前たちは戦えるのか...?今世は人の子であろうし...」
「大丈夫です!朱夏さんが力を貸してくれるから」
「僕も...幻魔達に手伝って貰えば...」
「俺とアヤメさんは妖術が使えます!」
「はい!」
「そうか...あまり無理はするな...まぁ攻撃はこいつらにしかしないが」
そう言ってすっと剣武魔神の方を指を刺した...いやいやこいつらも強いんだけど...って...うわぁ玄武と不動明王以外目逸らすんだけど...
「ははは...我コテンパンにされたことしかないぞ...」
「安心しろ俺は戦場で敵と間違えられたから...」
「今ボコボコにされた」
「...まぁ...鬼だしのう」
「まだギリギリ追える...」
「ほれ時間が惜しいゆくぞ」
下駄なのに早い...一応Aを抱っこしているのに...というか抱き方が手馴れている...普通なら起きそうなのに...スピスピと眠ったまんまだ...
「あの...夜桜さん...私...」
「どうしたナツメ...?」
「あのね...夜桜がなんで厄災って名乗った理由が知りたいなって...」
「え!?今かよ!」
「まぁ確かに知りたいけど...」
「...ふむ...ならこうしよう...私に攻撃を当てるそれだけだ」
俺とトウマを見てふっと微笑んだ...今...何かと重なった気がした...白秋としての記憶と...今も昔も同じ表情で笑ったのかもしれない...
「...夜桜さん...Aくんはどうするんですか...?」
「まぁ...寝かしておくさ...それに...時期目覚める...」
「分かっちゃうんですね!」
「...繋がってるからな...完全に繋がりを切るのなら...頼むさ...でも....チビちゃんの心の準備待ちだよ」
ふっと笑う...すごい広い場所に着いたと思えば...すっと戦闘態勢に動く朱雀たち...一方あちらはAをベンチに横にしてお腹を冷やさないようにタオルをかけてた..
「まぁまぁ...焦るな...焦ると...隙がでるよ」
「おうふ....俺かよぉぉぉ!?」
「阿修羅ぁ!?」
「綺麗にぶっ飛んだわね」
「さすが鬼だね」
というかあの距離からどうやって来たのかと思って元の場所を見れば地面がえぐれている...つまり...力で来て力でぶっ飛ばしたか...
「白虎!」
「おう!」
「あっは!2人で来たって無駄だ!なんせ私は厄鬼だ!」
何と...ぶっ飛ばした阿修羅が白虎のうえに落ちてきた...これは痛ェ
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作者名：のうな | 作成日時：2023年8月31日 17時
