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A視点
我のせいで...白虎のプライドを傷つけた...我のせいで...どうしよう我慢せねばならんのに...涙がこぼれている...抑えなければ...我慢...
「...ｯ!朱雀!」
「分かった」
『...わっ...』
すごい砂煙と音...朱雀が我を飛ばされないように抱きしめてくれている...それに...盾にも..,,
「あー...私...場違い?チビちゃんやっほ...泊めさせてちょうだいな」
『夜桜お姉ちゃん...』
「夜桜」
「おぉ〜不動ちゃんやっぴー...チビちゃんの魂に結び付けられた夜桜だよん」
「やはりか...」
「そーそー...ところで...チビちゃん泣かせたのだぁれ...?」
「白虎だけどよ...話がすれ違っちまってよ...どっちも自分を責めてんだよ」
「だがその落雷も只者ではないのであろう?なら揚げ足を取られえるのも仕方あるまいだろう...」
「落雷ねぇ...あいつは雷獣だよ...雷で死んで妖怪になった森の動物の怨念だよ」
「そこまでしっておるのか...」
「当たり前...なんせ私の魂だけ連れてったのは火災だし...記憶変えられたし...まじ最悪」
なんか難しい話をしておる...それに朱雀の手が暖かい...でも...今日は朱雀とではなく白虎と寝る約束を...白虎の傍に言ってはダメだろうか...
「...Aちゃん...良いぞ...思いっきりやってれ」
『...よいのか...?』
「...とりあえず訂正もしておこう...白虎はプライドが傷ついた訳では無い...まぁ多少傷ついただろうが...1番はAちゃんを守れなかった事だ...なんせ今回はたまたま助かっただけだからな...」
『...我が原因...』
「...我らの実力不足だ...己の力を過信し過ぎた...それを目の当たりしたのは白虎だ....あやつが...焦るのは分かるだろう...?」
『...朱雀も...焦っておるのか...?』
「あぁ...何せ...我は玄武に奥義を叩き切られるからな...聞かぬというのなら焦るだろうな」
『...そうか』
どうしよう....そう考えようとしたが....何かを掴んだ....白い服....上を見れば白虎だった...どうしよう....我は何を話せば...
「...Aちゃん...どうした...」
『...だっこ』
「...だっこ?」
『...うん』
ひょっと軽々と抱かれる...目線が一緒になる...そういえばお松が言うていた...癒される方法があると....確か...頬にちゅーすれば良いのだったか...?あ...うぅん...なんだろう....眠くなって来おった...少し休んでも良いだろうか....今日は沢山ありすぎて疲れた...
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作者名：のうな | 作成日時：2023年8月31日 17時
