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トウマ視点
アキノリの家でお泊まりになった...よかった明日祝日で...ナツメとアヤメさんの所もOKだけど...ケースケだけは帰るみたい...まぁ...仕方がないね...酒呑くんはいるみたい...
「んで...みんななんで寝ないの...?」
「いやいや...こんな天使の寝顔写真撮らなきゃもったいないよ...!」
「そうよ...!これで玄武さんに色々交渉できるわ...!」
「一体なんの交渉だよ....」
『...とーま....んへへ』
寝言かな...でもその可愛い顔で僕の服を握らないで...!心臓潰れちゃう...!!あとはアキノリが寂しくて乱入してきたけど無事寝た...ん...?寝たよね...玄冬が...いる...
「....ふむ...空天すまないが....」
「...私の体質は普通ですよ...」
「....そうか」
「そういやお前らちげぇよな...色々と」
「私は厄鬼って珍しい鬼だからね...もう力には慣れたものよ」
「あ...いたいた..!姉さん聞いておくれ!」
「朱夏様...私は貴方様の姉ではないですー...あと触ると厄落ちますよっと...では一般兵の私は訓練にいってきまーす」
「夜桜は手厳しいな空天」
「私に聞かないでくれ...姉上とはもう何十年も会ってないのだから...」
空天と同じ黒髪でミニスカ和服で誰よりも角が長い...だけど左の角は折れていた...カランコロンッと鳴る下駄の音...やっぱり...
「僕達は...夜桜の事を...」
「知ってたんだな...」
「というかなんで3人して同じ景色を同じ空間で見てんよ」
「あれ...気づかなかったや...」
「俺も...」
「話の流れ的に空天のお姉さんってことよね...」
つまり姉弟揃って見事に闇落ちしているのか...というかそうなると...夜桜の闇堕ちに原因が分からない...復讐と言っていたが...Aは関係ないだろうし...とりあえず本人に聞くしかないのだろう...
「みんなー!おはよー!!」
「はい!おはようございます!アヤメさん」
「うるさっ....」
「ったく...子豚め...」
『すぴ....』
「A...起きようか...今日の護衛は白虎だって」
「Aちゃーん...眠いけど起きるぞー」
疲れてるのか結局おきず...白虎のおんぶされてエンマ様とカイラ様とぬらりひょんが待っている地獄の入口へ...妖魔界にあるけど...うんがいきょうには言ってたいく...
「しかし...本人がこんな状況とは...」
「おそらく幻王として懸命に目覚めようとした結果だと思うぞ」
確かになれてない力を使うと疲れるよね....
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作者名：のうな | 作成日時：2023年8月31日 17時
