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アキノリ視点
うるすらなをチェックしつつ新メンバーハルやも入れ色々と会議をしてると朱雀が参戦して土下座してきたんだよ...
「かくかくしかじかで頼めぬか!」
「いやわかんねぇ!」
「分かんないわよ!」
「なるほど...新しい幻王に変わったがその幻王がお松の証言と一致してなく...さらにその子の部屋は無人で探したい...」
「なんでわかるの...?酒呑くん」
お...最近目撃情報が出てきてる怪奇事件発見...
「えぇっと...霧立神社の竹やぶで冒険してたら迷子になったんです...その時であった少年?少女?とにかく1人でいる子にあったんです...じとりとこちらを見た後に“右に17歩左に37歩右を突き進め"と言われた通り行ったら出れたんです...あとあの子にあったあといい事が連続して起こってます...」
「へぇ...ツチノコみたいな子かしら?」
「違うんじゃないかな...?ツチノコは運を集めてるけど...」
「というか神社ってここのじゃない?」
「そうじゃん!」
性別不明の子供が俺ん家の裏にある竹やぶに1人...すげぇ怪しいけど...行かなきゃ行けねぇよなぁ...
「姉ちゃん姉ちゃん!さっきすげぇ和服来た子を見たんだけど!」
「ちょっとうるさい!ケースケ」
「全身真っ白で銀髪のポニーテールで...ベールで顔は見れなかったんだけど...すげぇ禍々しかった!」
「ほう...」
「なんか...オーガが凄い反応してる」
「もしかしたらお松が反応してるのかもしれん」
「嫌なんでだよ!」
というかなんで神秘的な白を基調としてんのに禍々しいんだよ...あとトウマ...憑依するなら外でしろ...ちらりと見ればすげぇオーガがガチャガチャしてるんだけど...仕方ねぇ外いくか...ウィスパーのタブレットでも見れるしな
「じゃあ行くよ...憑依!幻魔お松」
「お松参上....A様!を見たのですかケースケ様!!」
「えっと...A様?」
「す...すみません...少し焦りすぎました...」
「お松さんでも焦るんだね...」
「A様は幻王様のご子息であるのですが...幼少期に色々ありまして...他人が大の苦手なのです...ですがアキノリ様のうるすらなで書かれているのでおそらく間違い無いのです...おそらくその方が迷い込んだのは結界であり厄を吸われたから良いことが立て続けにこっているのかと」
厄を吸い取る...?正しく厄神じゃなくて幻王の息子...?で現在幻王...?いやわかんねぇ話が急ピッチすぎるだろ....
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作者名：のうな | 作成日時：2023年8月31日 17時
