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A視点
沢山楽しいことをしていたら時間が過ぎてしまった...今日もトウマの家...だと思ったらお松が迎えに来た...
「A様」
『お松...!』
「一旦家に帰りましょう...と伝えに参りました...」
『え...わ...我今日もトウマといっしょがいい...』
「A...また今度おいで?」
「そうだぞ!もうAは妖怪探偵団の仲間だ!」
『本当か!じゃあ...また一緒に遊ぼう!』
別れをゆうて家への帰路へお松と一緒につく....久しぶりの我が家は...なんとゆうか...相変わらずじゃった..だって...まだ聞こえるから...
「出来損ないの幻王様のおかえりですね」
「お松様に頼らなければ何も出来ない能無し」
「優秀な幻王様の息子では無いのでは?」
あぁ...やはり...我に取ってはここは苦だ...お松が拳を握りしめておる...そんなに握ったら痛いだろうに....
「ほんと...なんで呪われたのに幻王になったのよ...」
「わかる...でも候補って厄しかいなかったもんね〜」
「あはは...どうせすぐ次の幻王様になるって〜」
きゃははっと我に向かって笑っておる...もう...嫌だ...部屋に...1人に....苦しい...辛い...早く...早く...早く1人にならねば...
「貴様ら業務中に幻王様の悪口か?」
「ひ...玄武様!?」
「い...いや冗談ですよ?」
「だとしても置いたがすぎるぞ...幻王様であるA様はまだそなたらよりも幼く...冗談でも簡単に真に受けるぞ...良かったな先代幻王様がこの場に居らんのを...おったらそなたらの首が無かったと思え」
「も...申し訳ございません!」
逃げるのだけは早いのだな...あ...玄武がこっちに来て...撫でてくれた...嬉しい...
「辛かったであろう...A様どうか気を病まんでくれ」
『...玄武のお陰で気は楽になった...感謝する...お松もありがとう...』
「いえ...私はなにも...」
『そばに居てくれるだけで心強かった...だからありがとう』
「...勿体なきお言葉です」
玄武が向かっている方に行けば良いのか...?だがそちらは玉座があるはずだ...我なんかが近寄ってもいいはずが無い...そう思っておったらドアを玄武が開けた...その先に....知らない人が沢山...でも不動明王様は子供の姿でなら見たことがある
「A様に内緒で準備しておりました...幻王ご就任おめでとうございます」
『お...お松...部屋に戻りたい...』
う...嬉しいのだが...部屋に戻りたい....いや...引きこもりたい一心だ
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作者名：のうな | 作成日時：2023年8月31日 17時
