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A視点
トウマに起こしてもらった...我いつのまに...そう思っておったら説明してくれた...つまり我玄武の前で寝たらしい...とりあえずいつもの服に着替えようと思ったらトウマが別のを出てきた
「まだ濡れてるでしょ?こっちにしよっか」
『よ...よいのか...?』
「良いよ...それにAは人に見える妖怪っぽいしね」
『そうなのか...?気づかなかったぞ....』
「まぁあんな所にいればね...とりあえず今日も昨日のところに行くよ」
『承知...一体何をするのだ?』
「ほかの人に慣れる練習...ほら他に居たでしょ...?」
『...し...心配だが....き....昨日のようにならぬのだな?』
「大丈夫多分やったら玄武のげんこつが落ちるから」
昨日のあれでまだ怖いんだが....トウマがゆうのであれば...手を出してくれたので握って外に出る...靴もすにーかー...というものらしい...我の靴も洗ってくれている...なんだろう...我のなのに申し訳ない...
「おはようみんな」
「おはよー!」
「わー!可愛い!!」
「本当だかわいぃ!」
「トウマもそう考えると細いな...」
「違うよ...オグ達が探してきたの」
『...お...は...よう』
挨拶したが...みな黙ってしまった...怖くなってトウマの後ろに隠れた..,するとみながいっせいにきゅむっと近寄る...
「可愛い!おはよう!おはよー!!」
「あ...アヤメさん!?」
「だって昨日まで警戒されてたのに一日で変化がすごい!可愛いし良い子だし...最高!」
『...むぶぶ...と....とーま...』
「アヤメさん...ちょっと...嫌がってるかも...」
「え...?あ...ごめんね」
トウマの後ろに隠れる...なんか...妖気が増えた...待ってくれ我は無理だ...お松...お松ぅ...!!
「よっ!って...なんだトウマにしか懐いてるねぇのか...」
「それはどうだろう...ナツメの家に泊まりに行った訳では無い...」
「しかしエンマ様...この者が本当に時期幻王なのでしょうか...?」
「そうなんだよ...使用人共を叩き潰した結果...な...幼い故に裏で操りやすいと...だが問題は本人が使用人達に一切の信頼を寄せておらず...お松にしか無かった事だな」
『な...なにようだ...です』
「まぁそうかしこまるな...下手な敬語を使われてもな...」
「Aってやっぱり苦手なんだね...」
『わ...我は..やはり人の上に立つべき人材では無いのかもしれぬ...』
玄武があぁ言うてくれたが...やはり自信はない...人前を克服したいとも思えぬがな...
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作者名：のうな | 作成日時：2023年8月31日 17時
