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白虎視点
昔の姿も可愛かったけど...俺にとったら今の姿の方が可愛い...パタパタと顔の熱を扇いでる..,そっぽ向かれてるがチラチラとこちらを見てる..,うん...可愛い
『...そんなに...小さい私の方が良かったのかしら』
「そんなことないよ!?Aちゃんの事知れるから嬉しいなって!」
「そうそう!出来ればもっと知りたいな...なんて...」
『それなら..,90年前と30年前に行けるっちゃ行けるけど...私は行かないわよ...?』
「本当か!?」
「まさかタイムリープ...!?でもなんで30年前と90年前!?」
『90年前は私の友達がいるから...30年前は...あまり行くことは進めないわ...未来が変わると厄介だし...まぁ...彼はそれでも行ったけれど』
彼とは一体誰だ...?くぅ...俺が知らないAがいるなんて...!ただ少し表情は...少しジトリとしている
『みつえから聞いていない?90年前はとある妖怪が大暴れ空いた時代...実際のところ私も関わっているし...貴方たちが鬼マロと戦っていた時も...空亡との戦いの時でも私はちょっと関わってたりするのよ...』
「どぇ!?まじかよ...!」
『面倒だったけどね...不動雷鳴剣の居場所を探してくれって言われた時と同じくらい...まぁ...エンマの無茶振りは生前とそう変わんないわ』
「じゃあ...見つけたのはAさんなんだ...」
「そうなのかよ!?じゃあなんで俺様抜かねぇんだよ!」
『私はあくまである場所を探せと言われただけ...持ってこいとは言われてないわ』
確かに...妖怪探偵団は全員うぐっと言いたそうな表情になる...1本取ってやったわっと言いたげに微笑み羽をパタパタと動かす...
『それに今言ってもねぇ...怪魔がうろついてるわよ...まぁ...貴方達なら大丈夫でしょうけど』
「怪魔...?Aちゃんは退治したことがあるの?」
『えぇ...もちろん...行くなら地下室の奥に鏡があるわ...それにライトを照らせばあら不思議...ね?私はここで結界を貼ってるから気おつけてちょうだいね』
じゃあ俺はここにいる...っと言おうとしたらトウマに連れていかれた...確かに地下の奥には3面が続いてる鏡がある...妖気がある気もするが...照らすと妖怪だ...
「ぺろーん...おや...懐かしい顔がありますねぇ」
「え?私...?」
「えぇ...行先は過去ですね...それではご開帳」
ピカリっと光ったあと引き込まれるような気がした...目のチカチカが無くなったと思ったら同じ地下室だた誇りまみれだ...
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作者名:のうな | 作成日時:2023年8月24日 23時