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白虎視点
朱雀め...!どこが高貴なる者だよ!イタズラせし者だよ..玄武のおっちゃん頼むもっと朱雀に一撃を...すると急に俺の背中に抱きついてきた...前の方に手があるが...赤色のネイル何度も手を握ってるから...大体の大きさがわかる俺もだが...
「え...!?あ...ど...どど...どうした!?」
『白虎のおかげでここまで勇気が出たわ...一緒に居てくれてありがとう...すごく頼もしい子猫ちゃんなのね』
「いや...俺は虎だって...」
「私Aちゃんの小さい頃の写真がみたい...それかビデオ...」
「寺子屋って学校よね...つまり小さなAちゃんがランドセルを背負ってるのね!?見たいわ!!!」
「友達の事も知りたいかも...」
「確かに交流関係見てみたいな...」
『魔法で出来ると思うわ...ただテレビが必要なのだけど...』
「客間にゆくぞ!!」
「朱雀!はしゃぐなドアホ!」
本日2度目のげんこつ...他の奴らも嬉しそうに部屋を出ていったし...いや...このままいけと?おんぶか?おんぶなのか...??そう思ったらそっと手繋ぎに直した...はぁぁぁ...可愛い
『このテレビに私の昔の記憶を写してみるわね...あ...あの...随分昔のだから!400年以上前のだから!性格とか全然違うから気にしないで頂戴よ!』
「大丈夫...可愛いから問題なし」
「全然平気」
「むしろギャップじゃないかな?」
「いやぁ...白虎が喜んじまうな!」
「アキノリまで俺をいじるな...」
『準備は良いかしら...行くわよ』
キュッと目を瞑るとテレビがジジット動き出し映像が...うわ...すげぇちっちゃい...可愛い...!
「A様...今日も私コアがお見送りですよ!」
『...うん』
「そんな顔しないで下さいよォ!レミリア様が良かったかもしれませんが...昨日は大妖怪会議でお忙しかった見たいですし...」
『大丈夫...お母様が忙しいのはいつもだもん...帰りもコア?』
「それは分かりません...パチュリー様が魔法の実験をされるようなので...もしかしたら迎えは出来ないかも...」
『...そう...大丈夫...私そんな子供じゃないよ?1人でちゃんと帰れるから』
「それだと私たちまとめて怒られちゃいます!とりあえず寺子屋まで一緒に行きましょう!...お金を少し渡しておくので...帰りお団子食べて待っていてくださいね!必ず迎えに行きますから...!」
さすがお嬢様...毎日送り迎え...だけど忙しいからか...何だか表情から寂しいって雰囲気が出てるな
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作者名:のうな | 作成日時:2023年8月24日 23時