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ナツメ視点
意を決したのかきゅっと前を向いてでも緊張してるのか羽がすっごいピンっと伸びきっている...白虎が口元隠してボソリと可愛いと言ってるし...
『...霊夢...多分私の能力で真犯人は霊夢達から逃れたんだと思うの...実は...思い出したんだけど...私の部屋に知らない人が来たあとから記憶がなくて...覚えてるのは何故か紫に色々と言われてた事だけで...』
「つまり...貴方私達と結構すごい弾幕勝負してたの覚えてないの...!?というか私達もなのよ...でもそれなら...貴方の他に3人居るのね...」
『...1人目意識を操る能力...古明地ことり...2人目...幻覚を見せる能力...セイリン・優曇華院・イナバ...3人目...刀を扱う能力...魂魄幽夢...だと思うわ...私たち寺子屋から仲が良かったし...能力も細かく知ってるから...』
「ことりは想像できるけど...まさかあの二人もね...」
『幻覚と意識でダミーは沢山作れるし...幽夢は護衛に適してると思うわ...それに...何かあれば全部私がした事にすれば....』
「なるほど読めたわ...十中八九...主犯の能力は...死者をゾンビとして蘇生程度ってところね...」
『...それと...今回もし動いているのなら...私の居場所もバレていると思うわ...ことりも...セイリンも...幽夢も...今私の手元には...一切身に覚えのないスペルカードがあるわ』
「はぁ!?」
『...多分妖力的に私が作ったので間違いは無い...でも...作った覚えがない...これを霊夢に預けるわ...もしかしたら...発信機かもしれない...多分他の子は...こいしさんと幽々子さんとか...たくさんの人の傍にいると思うけど...私のことを考えると...霊夢の博麗神社で匿ってあげた方がいいと思うわ...私は...自信で結界を何重にでも貼っておく...それに何かあったらパチェに手助けしてもらうわ』
「...分かったわ...もし何かあったらこれを...私の霊力が籠った御札よ...」
『えぇ...ありがとう』
すごい難しいそうな話をしてたけど...霊夢さんは色々とやることがあると言って帰っちゃった...私たちがはてなマークを出してることに気づいたAちゃん
『あ...あのね...簡単に言えば...今回の異変...私と私の友達が誘拐されちゃうかもって感じのお話...だから...』
「やばいぞ白虎!誘拐犯に先を越されるぞ!」
「ちげぇよ!なんでそうなんだよ!!」
「そうだ朱雀...いい加減に白虎をいじるのはやめろ」
Aちゃんがいつもの調子にもどってきたのかふふっといつもの笑顔を見せてくれた
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作者名:のうな | 作成日時:2023年8月24日 23時