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アキノリ視点
トウマが確かに言った...どうして幻想郷に...?確かに異世界にひょいひょい行ける訳では無いはずだ...
「幻想郷は誰でも受け入れる楽園...らしいですよ...だから私の仲間も何体か行ってるんです...ですが連絡が取れるのが数体だけで...お願いします...無事を確認してきてください」
「おう!任せろ!...じゃあ頼んだ!幻想郷へ!」
「行ってらっしゃい」
そういって入っていくと神社についた...すごく綺麗な景色だ...すると女の子の声が聞こえた...
「ごめんなさーい!今神社に私しかいないんですぅ...」
「いえ...すみませんお邪魔して...」
「むむ!?すんすん....Aさんの匂いがします!それも血の...皆さん!急いで紅魔館へ向かいましょう!」
「待って紅魔館...?」
「とりあえず朱雀」
「任せろ」
「このあうんがご案内します!こちらへ!」
飛べるんかーい!!しかも早い...朱雀にしっかり掴まっていると...赤色の御屋敷が...あれ...!?あの服は...
「美鈴さん!会議にこの方々を...」
「部外者は...入れるなと...って!?皆さん!?」
「知り合いでしたか!では私は...博麗神社を守らなきゃなので!」
「ありがとうございます...皆さんどうしてここまで...」
「実はこっちの世界の妖怪がここの世界と繋がってて...」
「Aちゃんが攫われちゃったの!私達を守るために...」
「...!それは大変です...こちらへ!」
広い屋敷に案内される...中にはたくさんのメイド服を着た妖精が...ヒソヒソと話しているけど...聞こえるぞ!
「フランお嬢様!会議中失礼します!」
「美鈴!?門はどうしたの!?」
「それよりも緊急事態です!霊夢さん」
「わかってる!あの子に渡した札の気配がするの!」
「おいおい!それってどうすんだよ!」
「そーだよ!ことりも居なくなっちゃったのに!せっかくお姉ちゃんが残した子なのに...!」
「幽夢...昨日まで一緒に訓練したのに...」
「セイリン...暴力は降っちゃダメって言ったのに..」
「こんにちは...妖怪探偵団です!」
「その話詳しく聞かせてください!」
「私達も話せます!...Aちゃんが幽夢という人に誘拐されたのを目撃してます!」
「ゆ...幽夢はそんな事しない!嘘を言わないで!」
「妖夢!落ち着いて!だったら私も信じれなくなる!セイリンが人里で無差別に人間を襲ってるなんて....」
もしかして...2人は...その子たちの母親...子供が怪しいことをしてるのを聞いて自信暗鬼になってるんじゃ...
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作者名:のうな | 作成日時:2023年8月24日 23時