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A視点
色々とスカッとしたけど...たった一つだけまだ...みんな人間に化けてくれてるから...振り返る人が多い...,服装もちゃんと今どきっぽいし....じゃなくて...朱雀に...いち早く来てくれたのに....お礼言えてないけど...顔みて言うの恥ずかしい...
「A...恥ずかしいのか?」
『...別に』
「おいおい...俺を誤魔化そうと思うんじゃにゃいぞ〜...なんせお前のお兄ちゃんだからな」
『いつからお兄ちゃんなの...?白虎は....』
「じゃあ俺もお兄ちゃんだな!」
「我はお父さんか...」
「ポジション的に玄武がお母さん...?」
「誰がママだ」
「我は...」
何かを言いかけてるのを...止めたくて...咄嗟にぎゅっと腕を掴んだ...何してるのか僕も一瞬分からなくて恥ずかしくなったけど...ふっと微笑んでくれたのにまた顔が暑くなった...
「我はそうだな....一応お兄ちゃんだな」
「一応なのか...?」
「ちぇ...朱雀の鈍感」
「はは...違うぞ?Aは養子だ...だから一応な...?」
そう言いながら人差し指でツンと僕の唇をつついた...痛くは無いけど....色々と理解ができない....白虎もわかんないみたいで後ろに宇宙が広がってる....
「はぁぁぁ....させぬぞ....まだ早い」
「そうだ朱雀考え直せ....せめてあと100年だ」
「おいそれ死んでるぞ」
「100年か...それぐらいなら...いくらでもまとう....何度でも我を好きにさせるのではないのか...?」
『え...あ.....そういえばトウマ!破魔の力はどうなったの!?』
「たぶんみんな終わっただろうし神社行くよ」
『だ...!だね!!』
急いで話を区切らせて集合...ケータくんフミちゃん...シンくんはすごい必殺技ができたらしい...おめでとう...アキノリも何とか上手くいったみたい...ただ成功はしなかったけど...エンマ様が来たから上手くいく...と思ったらまだ...
「...もしかして...お前の何かしらも覚醒が必要なのか?」
「そういやお前もウォッチ使いじゃねぇか!!」
「そういえば...!」
「どうするの!?時間が無いわ!!」
『勢い勢い!』
「こうなったら仕方がないわ!告白しないと出れない部屋で朱雀と一緒に閉じ込めるわよ!」
「そうしましょう!」
『ねぇ!僕話の流れ全くわかんないんだけど!!』
「それなら狭い箱は良いんじゃないかな!」
「それは儂が許さん!」
『だから話の流れを呼んでよ...!!』
結局アキノリの部屋に閉じ込められました...何も分かってない朱雀と...いやあの....窓から見ないでもらっても良いですか....?
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作者名:のうな | 作成日時:2023年8月7日 23時