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阿修羅視点

まぁ...最低な親を持ったのが運が悪いな...でも屈強な保護者達が多すぎやしねぇか...?トウマも止めるのに精一杯だしよ...

「おいおい...あんま泣くなよ...?」

『....こ...こわかった...だけ...ないてない』

「そうか...って...その目...本当にそっくりだ」

完全に威嚇しまくっている白蛇だ...だがあの女と男に何をしようってのか...ガっと後ろの伸びきった髪を掴みばさりと切った....よく見れば氷の刃で....パンっと音を鳴らせばボッと...髪が燃え上がる...すると...逃げてった方でガシャンっとか...キキーとか...音が鳴った...

『...トウマ!用事終わったなら神社に帰ろ!』

「え?あぁ....うん...良いけど大丈夫?」

『全然?むしろ...スッキリした!』

「うん....というか....救急車の音がすごいね...」

『...トウマ...知らない方がいい事もあるよ?』

はは...俺たちじゃなきゃ分からねぇな...ゾクリとした感覚...あいつ....白蛇と全く同じで呪いをぶっかけたな....全く...復讐の仕方も同じだな...

『にしても大きな不動なれない...』

「そうかな...?僕はこっちの方が慣れてるかも...」

「む...?そういえばそうだな....我が出てきた時は....Aは気絶していたな」

『...そっか...ねぇねぇ不動...おんぶして!』

「あぁ...構わん」

「お!懐かしいな!」

「というか肩に載せれるのでは...?」

「まぁ...そこは白蛇の特等席だったがな」

「不動明王も仲がいいね...今度僕も載せてよ」

「あぁ...構わん」

おんぶした瞬間不動明王がピタリと止まって...Aを何回も居るのを確認していた....対する俺はAの太ももを見ていた...短パンだからかバッチリ見える...細すぎる太ももだな...と思ってたが....不動明王の反応でわかった...軽すぎるんだな....

「玄武」

「言いたい事は分かるから安心しろ」

「玄武...」

「わかっているから!安心しろ!ちゃんと食わせては居る!」

「玄武...!!」

「まだ胃袋が小さすぎる!!!一日一食どころが一日0.5食だ!」

「よかった食べる量増えたんだね」

『うん...最近は体調が少し良いの』

試しに不動明王に目線で許可をもらい抱っこする....いつも白虎にやるように....やべぇな...これ俺も玄武って言いそうになるわこれ....その後白虎も抱っこした瞬間に...おっちゃん...って聞こえた...朱雀に関しては...抱っこさえさせてみらえてないな....

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作者名:のうな | 作成日時:2023年8月7日 23時

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