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A視点

妖魔界につけばボロボロになって感染した妖怪達がうろつく...バレないように行けば無限回廊に着いたんだけど....

「おかしい....こんなに長くは無かったはずだ...」

『も....もう疲れた...』

「覚醒モードの時の方が活発なんじゃね...?」

「いっその事そっちでいれば...?」

「待って...空亡が集中的に狙うかも....」

「大丈夫よ...私狙いだから」

「ナツメってたまに男らしいよな....」

『...ちがう...なんか重いの....みんななんでそう早く行けるの...?』

足をずっと持たれてる気がする...そのうちギミックが分かってきて最後...ようやく倒せたと思ったけどドアの光が灯らない....

「おかしいな....もっと探すか...」

「そうね...もう一度戻って見ましょう」

『..ぜぇ....ぜぇ....みんなま...でッ!?』

みんながドアにいるから行こうとしたら足が引っ張られるつまずいた...おかしい...振り返っても何も無い...もしかして...っと思いライトでテラスと....雲みたいな蛇がまとわりついている...ずるりっと引っ張られる...

『なんで僕なのぉぉぉ!?』

「A!?」

「うそぉ!?」

『...ッ!我は!友以外にベタベタ触られたくないぞ!』

白蛇大冷刀を地面に突き刺し止めるが...力が強い....よう見れば...我らが入ってきた鏡の後ろに不思議に開いている襖から....目が見える...まさか....

『皆!あの襖の裏におるぞ!!』

「あいよ!降臨幻獣朱雀!」

「我の愛人に何手を出してるのだ!この蛇野郎!!」

いや...あの...突っ込みに行くとは誰も思ってなかったようで...ポカーンとしている...足が引っ張られる感覚も消えた...よかった....

『...お...仕掛けが動いたようだぞ』

「いや今までのこと全スルーかよ!」

『いや...そうでは無い!こ...これでも愛人と呼ばれたのが...その....すごく嬉しくてな....ど...どうすれば良いのか...』

「...この戦いが終わったら...教えてあげるわ」

「楽しんでね」

『...え...?』

「何も知らなくて良いよ」

進むとフウくんとライちゃんが倒れてる...急いで何か食べさせた方が...だって体力回復する時になにか食べるもんね...そういえば玄武さんからもらったドーナツで何とか...アワアワしてたらカイラ様出てきてエンマ様にぶん殴られて昇天してるし...何が起きてるのかわかんなくなったんだけど...え?カイラ様死んだの?でも妖力感じるよ!?あ...フウくんにしーって言われてる言っちゃダメなのね...

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作者名:のうな | 作成日時:2023年8月7日 23時

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