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A視点
ようやく一通り話せただろう...長時間の力を行使していたからか...ふと...力が抜ける...ふらりと倒れそうになったが...朱雀が抱きとめてくれた...
「あまり無理はするな...」
『ごめん...でも...楽しかった』
「楽しかったのはわかったがフラフラになるまで戦うでない...」
「とりあえずこれで破魔の力できそうだね....」
「そうだな...まさか....妖聖剣の1つが伝わっていない理由が本人が直々に砕いたっていうのが驚きだ...」
「とりあえずみんな準備はいい?」
「うん!」
「もちろん!」
「行くぞ...!」
みんながせーのっていう声に合わせて僕も...するとみんなから神々しいオーラが...よく見れば僕にもうっすらと...そして明日になったら...出発するって言われた..,早く休もうと思ったけど休めないや...神社にいたらいつの間にみんなに囲まれてるし...
「Aさん!」
『あ...ケータくん...寝れないんだ...』
「あはは...そうなんだ」
『そうだよね...それに....この間に妖魔界がどうなってるのかも分からないし...ね』
「そっか...Aさんは元々妖怪なんだもんね...」
『今は人間だけどね...でもね...妖魔界のあの大樹だけはね...ずっと...ずぅっと...大事なの....ねぇ...ケータくん...もう少ししたら命日なの...誰のとは言わないけど』
「うん....」
『あの場所が無事だといいな...』
あ....白虎が子猫になってる...ふふ...可愛い...朱雀に髪を引っ張られる....ちょっと痛いけど手加減してるのかな...?ケータくんはいつの間に寝に行ったし...僕はどうしようと思ったらいつの間にかみんな戻ってる...
「A...後ろ髪を切り揃えよう...そのままだと見苦しいぞ」
「はぁぁ...もっと早く言ってやれば良かったな...!」
「...お前は生まれ変わってもなお無茶をするな......少しは俺様達を頼れよ!」
「急にベイビーちゃんになるなよ...!」
「A...一緒に寝てもよいか?いや...部屋はトウマたちと一緒か...?」
『うん....一緒だよ?』
「そうか....」
不動明王がボーイの姿に戻ったり...朱雀がしょぼくれたりしてる...玄武さんが切り終わったぞっと肩を叩いてくれたので立ち上がって感謝を伝える...
『早く...勝って家に帰って掃除しなきゃですね』
「そういえばそうだったな」
「俺は悪くない」
「白虎が悪いだろう.ネズミを取ってくるとは...」
阿修羅さんとボーイから何の話だよずりぃっと聞こえたが玄武が説明したら行くって...お仕事増えちゃうね
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作者名:のうな | 作成日時:2023年8月7日 23時