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ナツメ視点
あ...ようやく朱雀が出てきた...あとはトウマだけ....ね?え...?ちょっと待って?なんで泣いてるの?朱雀めっちゃ泣いてるんだけど...どうしよう...
「朱雀?ねぇ...なんで急に...」
「急にお腹でも痛くなったか?....まじで何食べたんだよ」
「そうじゃないんじゃない....?」
「よっと....あれ...朱雀...大丈夫...?」
玄武が頭を抱え始めたし...白虎も心配してウロウロし始める...ボーイはAを取り返しに行ったし....
「すまぬ....朱雀...ずっと言えぬ事があったんだが...」
「何だ...我に...ｽﾞﾋﾞ....いえぬことは...ｸﾞｽ」
「白蛇は元々目があまり良くない...故に妖力を目に一点に集中することで何とか見えるように出来た...出来た時は...初めて朱雀と白虎とであって数週間たったぐらいでの...」
「つまり...何が言いたい...」
「誰よりも煌びやかで...目が引かれておった...白蛇は最初っから...朱雀に引かれておったのだぞ?」
「まじで!?俺知らねぇんだけど!?」
「俺様も!」
「我も...知らなかった...」
「ちゃんとお主の思いは伝わっておったのだ...ただ...白蛇は極度の照れ屋でな...毎回儂の所に来て相談を受け取ったぞ」
「そうか...だが...遅すぎだ」
なんだ...あの人ちょっと怖そうだったけど本当は優しいんじゃない...とりあえずアキノリの家に...オババさんにAくんを預けていざ双剣山の山頂へ到着!
「姫...長い道のりでしたがよろしいですか」
「大丈夫よ...!」
「ナツメ!無理はするなよ!」
「ナツメさん!気おつけて!」
儀式をしたけど...結局私は覚醒出来ず...変わりに空亡を復活させエンマ様がこの歴史から消えてしまった...ぬらりひょんさんの力で戻ってきたけど...やらかしてしまった事が大きすぎる...
「どうしよう...覚醒出来なかった...」
「まさか罠だったなんて....」
「エンマ様が消えた...」
「そんな!エンマ大王さまが!?」
「どうすれば良いんだろう...」
色々と叱られたけど...そういえばエンマ武闘会が近かった事を思い出した...するとビンゴ...記憶があやふやってことは何かありそう...ぬらりひょんさんに凄いものを貰っていざ行くぞと思ったらおばばさんに呼ばれた...
「おばば!」
「おぉ!アキノリ...助っ人を呼んだのと....目覚めたぞ」
『ぼ....ボーイ...か...髪切らせてくれないかな?』
「ダメだ!しばらくこのままな!」
三つ編みに結われたAくんとボーイが出てきた...
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作者名：のうな | 作成日時：2023年7月26日 0時
