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不動明王ボーイ視点
入った先も同じ景色で不思議...だと思って見回すと....いきなり目の前に白蛇がでてきた...昔の時代なんだ...ここ...しかもかなり目を細めて舌をチロチロと出しながら見てくる...
「...なぁ...白蛇...だよ...な?」
「ふむ....我の読みが当たるとはこれ如何に....」
「やっぱり!白蛇...なぁ...何とか助けてくれねぇか?」
「...その...不動なのじゃな...すまぬがあまり見えておらん...その子が...我の生まれ変わりか...随分と無茶をする子じゃ」
「ボーイ!」
「たく...いきなり突っ込むんじゃねぇ!」
「トウマにアキノリ!」
「私達もいるわよ...」
すっげぇ目を細めるじゃん....嫌なのかよ...どんだけ嫌なんだよ...玄武と白虎に関しては声だけでちょっと嬉しそうな顔なんだけど...朱雀に関してはめっちゃ嫌そうな顔に戻んだけど...そういう表情....???
「...すごい綺麗な人....」
「そうだね...神様見たい...」
「....して...未来から何用じゃ...」
「白蛇....おまえなら...この子の用体がわかると思うのだが...」
「...玄武...我はこの子らに聞いておる....だがまぁ良いじゃろう...簡単に言えば白蛇大冷刀が完全体になっておるが...持ち主であるこの子の体...が完全に限界を迎えておる...じゃが....それでは奴との戦いに間に合わぬのだろう?」
「やつ...?」
俺様は分かるから大丈夫何だけど....やっぱり話してないからなぁ...それに俺様も聞きたい事が白蛇にいっぱいあるし...
「白蛇のじっちゃん!ハグして!!」
「あいわかった....白虎どこじゃ...」
「俺ここ!」
「白虎!急に何しとる!はよ戻ってこんかい!」
「玄武のじっちゃんもぎゅーしたいくせに!」
「黙らんかい!」
「白蛇!好きだぁぁぁ!」
「白虎は相変わらず軽いのじゃ」
「朱雀!?!?」
軽々と風を操る剣武魔神交わしたんだが...この氷を操る剣武魔神....いや俺様達にとっては日常茶飯事だったけどさ....白虎も朱雀の突進を真横で見てるんだもんな
「...不動....その子我に任せよ...ちと荒業を使わせてもらう..,」
「我にも荒業やって...!!!!」
「朱雀はちょっと黙ってようなぁ!」
「分かった...でも怖ぇし見てる....あと...もっと白蛇といたい...」
「構わん...そこの子らはやめておけ...見てもそこの鬼だけじゃ」
そう言ってハルヤを指さす...というか...白蛇はやっぱり未来読んでたんじゃねぇか....ムスッとしてれば...そっと白い手が撫でてくれた
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作者名：のうな | 作成日時：2023年7月26日 0時
