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ナツメ視点
白虎に案内されて来たのは扉...いやどっかの時代に行くの?特定の場所には行けないけれど....
「んで...ここに来たけどどうするのよ」
「妖魔界に行く...んで大樹の場所に行く...あそこがまた飲み明かそうって約束してたからな...!」
「んで...どうやって行くのよ!」
「確かに鍵ないしね...」
「ねぇ....もしかしてAが持ってるんじゃないかな...?それか...A自身がその場所に通じる鍵だったり...?」
「その考えはありそうだね...」
「なら近ずけてみるな!」
不動明王ボーイが元気過ぎて困るわ...というか私の覚醒遅らせてやった方がいいのかな...?もしかしたら覚醒した私の力で....
「開いたぞ!」
「ナイス!」
「急ごうぜ...このまんまにしておくと何が起こるか分かんねぇし....」
「白虎さんでも分かんないんですね...」
「朱雀と玄武も分かんなさそうだったし...不動明王ボーイも分かんないよね...」
「おう...全く!そもそも人間が剣武魔神とか異例だからな...!」
入ると本当に大樹につながって...そこにハクちゃんが...朱雀と玄武と言い合ってる....喧嘩...?
「だからなんじゃ!われが原因と言いたいのか!」
「そこまではゆうとらんだろう!」
「そもそも傷だらけの体で..,剣武魔神の力を行使すればこうなるに決まっておるじゃろう!」
「それを知ってるなら何故止めぬのだ...!」
「こうなるのも運命...避けれぬ運命じゃ...放って起きたいのならば放っておけ...われだけで何とかする...」
「なぁ...!ハクちゃん?...俺様よく分かんないけどさ...白蛇本人に聞きに行けば良いんじゃねぇの?」
急に何言い出すのこの子...でもハクちゃんは...すっごいため息をだした....つまり方法はある...
「方法は一応あるのじゃ...時間的にまだ間に合うじゃろうて」
「本当にあるの!?」
「すげぇな...!」
「もし...という事でな...われにまじないをかけてある....われが...消えればな...」
「は...ということは...ハクちゃんを....この世から...」
「われはそれを想定して生まれておる...もとよりこの命...白蛇の残りカスじゃ」
そう言い短刀を突き刺した....目を逸らしたかったけど目を逸らせなかった...だって...優しそうに私たちを見ていたから...少しずつ扉が出てきて開いた.....それにまっさきに突っ込んで行ったのは落ち着いてそうなイメージと真逆になった不動明王ボーイ....しかもAくん付き...私達も追いかけるのよねぇ....
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作者名：のうな | 作成日時：2023年7月26日 0時
