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A視点
家に帰ってめいいっぱい白虎に甘えて朱雀は玄武に叱られた...だって着替えさせてくれないんだもん....
「いま朱雀ド叱られてるから着替えて来いよ...」
『...朱雀が僕の服持ってる...』
「着替えは...?」
『洗濯に出した...』
「そうか....」
なんか竹林の匂いがする....たけのこ食べたくなってきちゃった...一通りの事を済ませて部屋へとりあえずまた明日頑張らなきゃ...そう思いながら...白虎に貰った布団に潜る...
「....で....おい.......」
どこから声が聞こえる...木下....?あの...木下...空洞になってる...?
「みなを...つれて....」
真っ白い人がいる...もう動いていないのに....なんか...あの木に生命を分けてもらってるみたいになってる....
「みなをつれて...おいで...我のの元へ」
あ....目が合った...がバリっと起き上がる...みんな....みんなって...白蛇が呼んでるには僕と....誰だろう....でもすぐに思い出す...剣武魔神のみんなと...妖怪探偵団のみんな....そういえば....ハクはどこに行ったんだろう
「A!おはよう」
『おは...よ...トウマ...?』
「あはは...玄武と朱雀にお呼ばれしちゃった」
『そっか』
仲良く事務所まで行くと酒呑くんがナツメちゃんに向かって姫って言ってる...何があったんだろう...?カイラ様も来たし...
『ナツメちゃんは大変そうだね』
「そうよ...いきなり姫姫って...はぁぁAくんほんとに同級生?チョー癒しなんですけど」
「貴様!姫の一体なんなんだ!?」
「話を聞け貴様ら!!伝承の話は朱夏で間違いないし...この異変も黒い太陽が起こしたというのが間違いないだろう...そして...!白蛇大冷刀は今すぐ放棄してもらおう...!」
「え!?何で」
「白蛇大冷刀は呪われている刀だ...ならば封印をしておいた方が....安全という訳だ...」
『...呪われてる...?』
「なんか怖い...」
「だね...」
「でもいっぱい助けて貰ったし....」
『...黒い太陽...朱夏様....我....おいで...我のともへ....おいで』
「A?」
『...あ...あい...たい....あいたい....さみしい....いやだ...みなの...かおが...みた....みたい...し....しにたく...ない...』
「A!落ちつけ!俺達の声が聞こえるな...!」
「大丈夫大丈夫だから...!」
『...そっか....白蛇...死ぬの2回目....なん...だね』
見えた....壊れかけた城...安全な場所に避難させて...壊れている大剣を持って離れる...大怪我をおって逃げた先で掴んだ刀が...これ何だ..
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作者名：のうな | 作成日時：2023年7月26日 0時
