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白虎視点
ちいせぇのに食い意地がすげぇ...Aが残したやつ全部食っちまった....ハクだっけ...?まぁ...俺も朱雀も食い終わったんだけどよ...
「...ご馳走さん!おチビちゃん俺が運んでやるよ」
「だれがチビじゃ!ハクちゃんじゃ!」
「うぉ!?」
「いきなりシャドウサイドになるでないわ....」
「ふん!」
ちいせぇ白蛇っぽい...お皿持って移動してった...ただ場所が分からないからウロウロしてるが...じっちゃん何笑ってんだよ...朱雀もにやけまくってんじゃねぇか...
「...こ...こっちだ」
「ん?...感謝するぞ!白虎」
「お前はガッツリ記憶引き継いでんのかよ」
「われが生まれたのは白蛇が死んですぐだからの...バッチリじゃ」
にひっと歯を見せて笑う...白蛇っぽい部分はこっち側なんだな...とりあえず皿洗いはおチビちゃんに任せようと思ったけど色々とやばそうだったから変わった...見て覚えろよ...
「皿洗いも上手くなったのぉ」
「まぁな....何年経ってると思ってんだよ」
「さぁな...われはそこまで気にしてない...して言えば...A似合った時ぐらいまでな」
「へぇ...やっぱり付き合い長いんだなっと....終わったぜ」
「いや出会った時が印象強すぎて....はっきり覚えとるだけじゃ....感謝する」
そのまま俺の部屋まで...一緒に行くのかよ部屋戻ってやれよ...とりあえず何か遊べそうなもんねぇか探す...
「印象が強いって...」
「あぁ...鼻血が大量に出とったな...切り傷も沢山あったし...青アザもあった...」
「...クズ親じゃん」
「そうじゃ」
そんな反応もう慣れたみたいな表情で言われても....もっと何かあっただろうに....とりあえずトランプとかオセロもあった.....とりあえず隣の部屋に向かって戸を叩くが返事は無い....おチビちゃんは戸を平然と開けたので一緒に入れば...部屋の隅でバスタオルにうずくまっている....
「お....なんじゃ寝とったか」
「寝る子は育っつって言うけどよぉ...寝すぎじゃね...?」
「白虎は外でも寝れるからのぉ...」
「おい...俺が何処でも寝るって言うのかよ」
「戦場」
「あれは悪かった」
随分昔の話を掘り下げられても困るんだが...というか敷布団ねぇのか...?仕方がねぇなぁ...起きねぇよな...?そう思いつつ抱き上げる.....朱雀に見つかったらめんどくさい....けど...床で寝て体を痛めたりしたら大変だろうしな...俺の部屋の敷布団に寝転がらせておいた
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作者名：のうな | 作成日時：2023年7月26日 0時
