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A視点
玄武さんに力を借りればあの糸も簡単に切れる...急いで体育館に戻れば...あれ...酒呑童子...
「憑依!玄武我に力を!」
「酒呑童子様!」
「酒呑くん!」
「ぐっ....油断した...!」
「治療は任せて!」
酒呑くんさえ助けられれば...コチラも好き放題暴れられるというもの...!
「あらあら...諦めたと思ったのに...新しいイケメンもつれてきたのね....」
『玄武は我の親友だ!手をだすな蜘蛛がぁ...』
「この子に手をだすでない!儂の親友の生まれ変わりだ...!」
「聞けば聞くほど分からないけど...?とりあえず...ミッチーお願い!」
「よーし!ジバニャン!」
「えっと...私はサポートに回るね...!」
玄武と我で向かってくる糸を叩き割ったり切り刻む....捕まっているイケメンはアキノリとフミちゃんが助けてくれる..,たまにイケメンパンチをしてくれるので一気に攻撃を叩き込み...我の時間ギリギリで何とか倒せた...
『ッ...はぁ....はぁ....』
「A!...頑張ったね...!」
『...うん』
「アヤメさん!!アヤメさん!!」
女郎蜘蛛に取り憑かれていた期間が長かったのか...倒れている...何とか起こそうにも...僕は回復が出来ない...もう妖力もほとんど残ってないから...そんな時ナツメちゃんから赤いオーラが...何だか不思議...ポカポカする...するとアヤメちゃんが起きた...それに喜いあい...家に帰る事に...
「あー...アヤメさん良かったです!」
「私もよく分からないや...」
「なんかどっと疲れた...」
「だね...」
『...と...トウマ...』
「ん?どうしたの?」
『明日...行けない...』
そういえば友達を救いたい一心で動いていて忘れていた...明日は...実の親元から離れるのだから.....トウマもアキノリもナツメちゃんも察してくれた...
「大丈夫...玄武が助けてくれる」
「何かあったらちゃんと相談するのよ?」
「あぁ!そうだ!いっぱい連絡しろよ....俺らもいつか行ってみたいからさ!」
『うん...またすぐ合流するから...!』
そう言って家に帰れば...遅かったわねとは言われたが殴ったりはされずに眠れた...不安なはずなのに何故か...すごく安心していた...何でだろう...起きれば荷物をまとめて...母さんに連れられる...ウキウキしてる...そうして待っていれば...知っている声が母と会話をしている...
「えぇ...ありがとうございます..!じゃあねAさようなら」
『え...あ...うん』
さっさと受けとり去っていく...なんだろう...ぽっかり穴が空いた気がする
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作者名：のうな | 作成日時：2023年7月26日 0時
