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ナツメ視点
おばばさんの所に戻ったらAくんが戻ってきていた...色々と相談しているみたい...それに今朝結構様子がおかしかったし....バクロ婆呼んで無理やり話してもらう?
「ナツメちゃん何構えてるの?」
「Aくんの口を割ろうと思って」
「おいおい....割ろうとしてもハクに停められるだろ」
「なら...Aくんに直接話してもらったらどうかな?」
「いやいや...フミちゃん...話しても答えてくれる訳」
やる事が多いからAくんには悪いけど...スルーしてもいい気もするただちらりと見えた...不動雷鳴剣と同じ形の剣を手に握っている...,
「...Aくん!おかえり」
『な...ナツメちゃん』
「それ...どうしたの?」
『...えっと....内緒だね』
口元に人差し指を当ててハクと見合わせている....トウマに渡さず自分たちで所持したままにするのかしら...?さらによく見れば...朱雀と不動明王みたいに誰か書かれている...白い人...
『ぼく....明日からまたみんなと行けるよ...?』
「本当?それなら...Aくんの実力がどうなったのかも分かるわね!」
『うん...期待してて大丈夫』
「新たな力は嬉しいな」
「アキノリ...そなたにこれをやろう...我が持っていても無意味じゃ」
ぽふんっとハクちゃんが...アキノリに手渡したのは幻獣ディスク....巨大な白蛇が描かれている....
「うぇ!?いいのか!?」
「もちろん...じゃが完全体になったら貴様らまとめて試してやろうぞ」
『...その時は僕もだね』
「そっか...うん...お手柔らかにね」
「みんななんの話し?...というかAくんどこ行ってたの?こっちは色々大変だったのにぃ!」
でも一緒に調査してくれるようになってくれると...急に頼もしくなって来ちゃった...いつの間にか氷結の術を自由に使えるようになっているみたいだし...その三日後...ジュニアの声で目覚める...なんとアヤメちゃんが大変なことに...?とりあえず急いで中学校へ...すると全員いた
「みんな!」
「ナツメさん!ジュニアから聞いたよ!」
「とりあえず妖怪達に聞き込みしてみよう!」
『...すごい....嫌な妖気』
「そうか...Aは妖気を感じやすいんだな...」
「気おつけて進もう?」
聞き込みを続けていると体育館にアヤメちゃんと酒見くんが一緒にいる...珍しいなぁ...ただ...Aくんとハクが警戒を強めたのがわかった...私たちの方にも冷気が流れてくる...一体何が起きているの...?
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作者名：のうな | 作成日時：2023年7月26日 0時
