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トウマ視点
同じクラスのAくん....いつも怪我をしてて気にかけていた...でも夏休みに入って会うこともなかったから....こうやって手当出来て良かった....
「なんか....おかしいニャン...」
「だな....」
「いやいや何がおかしいんでうぃす?」
「そうですよ!彼は見えて無いのでしょうし...」
ジバニャンとジバニャンとウィスパーとウィスパーが話してる....よく考えたらこの空間に同じ妖怪がいるのもおかしいんだけどね....
『....あ....りが...と』
「うぅん!持ってて良かったぁ....お兄さんお腹減ってたんだね」
「にしてもなんであんなところで寝てんだよ...家は...」
『...その....』
「まぁまぁ...言えないこともあるだろうし...」
「眠いにゃ....お隣失礼する....にゃ...!?」
可愛い方のジバニャンが大声をあげる...僕達も驚いたが....1番違和感を感じたのはAだ...完全にジバニャンの方を見ている....つまり...見えてる....!?
「痛いにゃ!お前なんで噛み付くんじゃにゃい!」
『...ハク...ダメ』
「Aくん....もしかして...」
「すげぇ!お前も妖怪見えんの!?」
「ちょっと待って!さっきジバニャンを攻撃したのは....何?」
そうだ...良く考えればジバニャンだけが転がり回っていた...そう思うとぞわりとする...妖怪?でも....それだったらアキノリが1番に気づくはず....
「お前ら!そいつの腕をてらせ!」
「え....えぇ?」
「なんでわたくし達にも警戒してませんでうぃす!?」
「噛まれたら絶対痛いですよぉ!?」
『....あ....え?』
「ごめんね....少し眩しいよ」
そう言ってちょっと怖いジバニャンの言う通りにすると....Aの腕に白蛇が巻きついていた...見られたとわかったのかさらに威嚇をし始めたが...Aくんが止めてくれた
『...ハク』
「この蛇ハクっていうの?白くて綺麗だね」
「ケータ!危ないかも知れないぞ...」
『...だい....じょうぶ....』
「わぁ...!すごいウロコも綺麗...」
にしても妖怪ウォッチで照らさなくちゃ現れてこなかったから.....れっきとした妖怪なのだろう....でもAくんを守護しているようにも見える...
「すげぇな....!なぁ!妖怪探偵団に入らないか!?」
「ちょっとアキノリ!」
「Aくん...無理しなくていいからね」
『...ちょっと....かんが....えとく』
ボソリと呟いたのを聞いたアキノリははしゃいでいた...とりあえず家族に連絡してAくんを家に泊めれた
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作者名：のうな | 作成日時：2023年7月26日 0時
