成長した俺たちと2 (ページ38)

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A視点

騒がしいけれど愛しい奴らが帰ってから...俺宛によく手紙が届くようになった...宛先と中身を見て...リンクに写し絵を取られたこともあった...それもそうだ...なんだか...家族以外に愛情を貰っている気がしたから

「兄さん!僕もう行くけど...留守番できるの?」

『おまえ...俺が何歳だと...出来るから安心しろ』

「あ...あとベータさんが遊びに来るってオルタから言われたから!」

『あいよ』

異世界の俺事ベータはダークと交際を得てスピード婚したしな....魔族の結婚式初めて行ったぞ....かという賢者の女子メンバーは結婚をしあに入れさせられてるし...ゼルダも新たに王国復興に旗を掲げた...タラッタは少しづつだがシド国王との関係のよりは一応ちじめているらしい

「A遊びに来たよ〜」

『らっしゃい....んで今日は何の話?』

「そうそう....そろそろさ...うちの旦那...子供欲しいって言いそう」

『くっそワロタ』

「いやいや俺にとったら一大事...魔族だからその辺何とか出来るけどさ...ずっと傍でうずうずされてもさぁ...その点Aはいいよねぇ...遠距離」

『いや....結構.....寂しい』

返事を書いていた手紙を1枚くしゃりと握り潰して捨てる...ベータが気になって拾い上てて見ると俺を見てくすりと笑う

「やぁっぱり会いたいんじゃぁん」

『...一応付き合った?訳だ...多少は寂しい...でも...あっちも忙しいだろうし...』

「Aの考え浮気されるよ」

『まじかよ』

「いい?俺達は道は違えど中身は一緒,..Aは感情をまた新しく覚えてきてるの....それってまだ子供なんだよ?しってる?子供は1人じゃ何も出来ないの...寂しくて死んじゃううさぎさんみたいにね」

そう言いながらくしゃくしゃにした紙を綺麗にして便箋に入れポストに勝手に入れに行った...いやいや...俺が勝手に書いて入れてるだけで届いてるとは限らない...だから...

「俺にはわかるよ...きっとお手紙読んでくれてる...これでも俺君の彼氏のコピーの奥さんだけど?」

『文面にすると訳分からなくなりそうだな』

「俺もそう思う」

その日はダークがベータを迎えに来るまで話していた...会話に夢中になってたもんだから気づかなかった...俺の書いた手紙がそっとポストから消えていることに