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ベータ視点
目の前に川があって...向こうにギラヒムとザントとガノンドロフ様がいて....俺も...行かなきゃって足が動く....膝丈まである川を渡ってると向こうが何故か叫び始めた.....
「....!」
「なに...?聞こえない」
「...!!」
あ....ため息つかれた....でもこっちに来てくれた....ガノンドロフ様が....何を言おうとしたんだろう?頑張ったこと褒めてくれるかな?
「...おれ...頑張りました...おれも一緒に....」
「...生きろ.....それがお前の弟の願いでもあり....俺たちの願いだ」
「は...?お.....おれ....」
「安心しろ....きっと受け入れてもらえる...生きろ」
そう言って押される...するとさっきまで足場があったはずなのに...ぽっかり穴が空いたみたいになくなって沈む....沈む.....同時に声が聞こえ目が覚めた
『おはようベータ』
「...最悪の目覚めですねぇ」
『でも....これでお前も解放されてんだろ?』
「まぁ.....そうかもしれないですねぇ」
地底から出て...Aと一緒に....あとファイターも...すっごいぼろっぼろですけど...大丈夫なんです?ハイラル村につけば満身創痍な賢者たちが...
「おかえりぃなのじゃぁ」
「Aサボってたな...」
「途中リンクに変わってたヨ」
「つぅかぁれたぁ」
「あ...ベータ...無事で良かったゴロ」
「兄さん!?」
「べ....ベータ!?」
「え....あ....はは」
『俺の魔力のカバン持ち』
カバン持ち...?つまり今俺の中で巡っているのはAの....じゃあ...俺まだ.....生きれる?.....生きろってそういうこと?幸せに慣れってこと?
「...随分悪趣味なカバンですねぇ」
『さぁて....ベータ...お前に伝えたいことがある奴が居るらしいぞ?』
「そぉんな人いませんよぉ?嫌われてますしぃ」
「何言ってんの兄さん僕はまだ好きだよ...で兄さんに伝えたいって言ってるのはあっち」
「ダークの方ですかぁ?」
そう言って見るとボンッと顔が赤くなった...なんなのか分からないけど....表情を見るために顔を近ずける...
「どうしたんですぅ?」
「な....ちかｯ!?」
「え...ちょ....」
「あぁもう...もどかしいですね!リンクくん!ダーリンさん...ベータくんからの伝言です!愛していると!」
「ちょぉっとイブキ!?」
「お....お....俺の方が愛してるし...!」
イブキにゲンコツでもお見舞しようとしたら腕を掴まれて振り向く...ダークが真っ赤な顔で言ってきたから...なんだか...熱くなってきた
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作者名：のうな | 作成日時：2023年6月3日 7時
