72 ページ23
ブラピ視点
祈り始めて10分ぐらいか...?集中力凄いな....だが未だに目に見えた変化はなさそうだな....ところで外がうるさい...爆発音がしたり....
「ガーディアンが外におって良かったのぉ...」
「あぁ...数が少ないとこちらも嬉しい限りだゾ」
「え...?え?どういう事??」
「敵が攻めてきてるんだヨ」
「な....なるほど?」
するとドガシャンっと雷が落ちる音がルシアか....ビビるからやめろ...と言いたいが....予想外の奴がいたんだな....
「あかん....ヒノックスじゃ....わらわの雷がきかん」
「なんかビリビリしてないか?オレは無理だゾ...」
「あれは....気おつけてください!雷属性のヒノックスです!」
「まぁ落ち着きなよ....なんのために僕たちがいると思ってるんだい?」
「そうだぜ....俺らに任せな!」
その後小さい奴らもなだれ込んでくる...タラッタの水属性とルシアの雷属性の攻撃で感電をさせたりとかなり特殊な動きを見せたりしているが....かなりきついな....
「タラッタ....すまぬが本気でゆくぞ」
「もちろんだ!オレたちで食い止めるゾ!」
双剣を掲げると雷が落ちる...ルシアちゃんからはビリビリとしたイナズマが....タラッタはさらに水を凝縮し氷に....2人の戦闘スタイルが変わった....?しかもルシアちゃんのスピードも上がった....
「A!はよう戻ってこい!わらわらでも抑えるのがやっとじゃ!」
「せめてあと何分だ!?」
答えは帰ってこない....俺達も武器をかまえて戦う....さすがこの世界の3人は戦えるが....子供体力のムジュは持たないだろう...
「あぁもう!鬼神使うヨ!?」
「やめるのじゃ!巻き込むぞ!?」
「うぅ....」
「でもさすがの僕達もきついです!」
数に押されてきた....一体のボコブリンがすり抜け...祈ってる最中の奴に手を伸ばす....ルシアとタラッタは特にあわてる様子は無いが....ムジュが慌てた....手が届く前にしとめたいのだろう....だが...そのボコブリンはゆっくり後ろに倒れた...,頭には....ナイフ?
「手を貸すのじゃ!」
「待ってたゾ」
『あぁ....待たせた!』
振り返りながら指パッチン....すると無数のナイフが飛び交いそれぞれの弱点を刺してゆく....顔には鱗は消えていつも通りのはずだが....珍しくニッと笑っている気がした
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：のうな | 作成日時：2023年6月3日 7時
