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ru視点
教室に帰って言いふらされてるんじゃないかと思ったけど...そんなこと無かった...その代わり...博麗さんがゴミ箱に入ってたお弁当を回収してた....女子がクスクスと笑ってる...
ru「どうしたの..?」
「あぁ...何か博麗が女子グループ怒らせたんだと」
「博麗さんそんな会話上手って訳じゃないし...でもあれはな...」
ru「(だから...珍しく購買だったんだ...)」
そんな時でも辛そうな顔を見せずに...普段通りだった...やり返そうとも思ってないようで...すぐに席に戻って本を読もうとしてた
「ちょっと何呼んでるのぉ?」
「何これ!変なの...こんなのよく読めるよねぇ」
「こんなの...こうしちゃおうね〜!」
思いっきり窓から本を投げ捨てられた...少し目を見開いたがすぐに戻った...そしてそのままスルーし続けてた...興味が無くなったのか...「覚悟しといてよね〜」っと捨て台詞はいてった...
「何かひでぇよな...」
「やめとけ...巻き込まれるぞ」
ru「...そうだね」
何か心苦しい...そしてそのまま放課後へ...とりあえず本...を探しに行くと連絡をして落ちたであろう地点で探す...案外雑草で見にくい....
cn「レウさーん」
ru「え!?みんな」
rd「俺らも探す...流石にひでぇよ」
ky「こっちまで話し来たしな」
md「俺ハ連レ」
ガサガサと探してくれる...まぁ...仲良くなりたいって話した時から協力的な彼らが少し怖いんだけど...でも...少し嬉しい...前の方からも音が聞こえてきた...
ru「あ...!!あった!!」
rd「ナイス〜!」
md「今行ク!」
ru「ちょっと待ってて〜」
本を取ろうとしたら前の方からスっと腕が伸びてきたので驚いた...びっくりして本を抱えて後ろに飛んだみんなもどうしたーっと声が...何かこっちに来てるみたい...前を見たら...博麗さんが座ってこっち見てた
ru「博麗さん!?!?」
『....何よ』
cn「レウさん大丈夫...ぶ?」
md「ンェ...!?」
いつも通りの真顔だけど...昼の事があってかみんな後ろに隠れてる...いや何で...?
ru「えっと...本」
『...ありがとう...これ知り合いから借りたものなの...見つかって良かった』
rd「え...?笑ってる...?」
ky「笑っとるな」
初めて見た満面の笑みでまた心臓がバクバクと動く....少し頬や髪に土や葉っぱが付いてるので懸命に探してたんだと思った...
md「レウサーン?」
cn「ダメだ息してない...」
あの笑顔は....過剰摂取したらダメだ....
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のうな(プロフ) - ルナさん» 報告ありがとうございます!治します! (2022年3月12日 9時) (レス) id: d169846b8c (このIDを非表示/違反報告)
ルナ - 29ページと30ページはなぜ同じなのですか? (2022年3月12日 2時) (レス) @page30 id: 13c27c7f65 (このIDを非表示/違反報告)
のうな(プロフ) - 星さん» ありがとうございます!頑張ります! (2022年3月7日 0時) (レス) id: d169846b8c (このIDを非表示/違反報告)
星 - 新しい作品ありがとうございます!こちらの作品も面白いですね!これからも面白い更新を頑張ってください!楽しみに待っています。 (2022年3月7日 0時) (レス) @page8 id: b61274ff34 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:のうな | 作成日時:2022年3月6日 13時