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長義さんの話が終わるとしみじみとした空気が漂った
鷹「ねぇねぇ!兄ちゃん聞いていい?最後なんて言ってたの?」
『確かに!気になります!』
長義「そういうものは本人に聞くものだよ」
三日「なら聞けば良いでは無いか?な....椿や盗み聞きは良くないぞ?」
椿「.......別に.....ただ通っただけ」
確かに話の椿とは違う....テンションも違うけど....なんか違うの
鶯「さて....なんて言っていたのか気になるなぁ」
髭切「そうだねぇ〜気になっちゃうなぁ〜」
椿「.......は?」
呆れられた目をされるが食い下がらないのがおじいちゃん達である
鶴丸「まぁまぁ....少しだけ...な?」
膝丸「少しは気になるに決まってるだろう!?」
ここで1番置いてかれてるの山姥切さん何だよなぁ....
椿「で?.....知ってなんになると?」
椿の冷えきった目で声で言われる....ゾクッとなったのは私だけじゃないはず....
鶴丸「何とかなるかもしれないだろ?」
椿「それで?どうやって何とかするんですか?僕もうあんなクズのところ行きたくないんですよ?分かります?」
たんたんと話す声は冷えきっていてとても怖かった
落ち着いたであろう時に通ってきた刀達さえもガタガタと震えていた
山姥「....そ....その本丸に居た俺は...なんて言ってたんだ....?」
椿「......はぁ.....分かった分かったよ....どうせここまで言ってもまた聞くんでしょ?」
はい!その通りです!←家族のことは知りたいからね!
そして照れたように....ん?照れたように...?
椿「愛してる」
『ほへぇ?』
椿「言われた言葉.....愛してる...だけど?」
長義「察しってたけど...ドストレートだねぇ...国広?」
山姥「俺じゃない!」
鷹「え〜でも〜」
『はい言っちゃダメ』
そんな会話をしている中でも....彼は
とても悲しそうな目をしてた
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作者名：のうな | 作成日時：2021年2月4日 8時
