天才は恋に興味をもちました。ver.出会い (ページ6)

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ナミがあたりをつけた場所は大きく3つ。

この島、大富豪の島(ミリナー島)は綺麗な正方形の島で、東と西にそれぞれ海岸があり、そこからしかミリナー島に入ることはできない。

ここで、何故、東と西の海岸からしか入れないのか気になるところだろう。

その理由は大きく2つある。

1つはミリナー島を囲む海流、守護する海流(フーグ海流)だ。

フーグ海流は南と北には決して流れ着かないように流れている。
まず、そのフーグ海流を乗り越え、南と北に着くことは不可能に等しい。

もし仮にたどり着いたとしても人工的に作られた大きな大きな壁がある。
その大きな壁は超えることは絶対に不可能なくらいに高く、もちろん、分厚い鉄でできているため、壊すことも不可能。

これが、南と北からミリナー島に侵入することのできない理由の2つ目だ。

これらのことからナミはメリー号のある、東の海岸に1つ、その反対側の西の海岸に2つの計3つの付近にAは流れ着く可能性が高いと予想した。