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ナミSide
A「まずは、自己紹介！
改めまして、私はタイルノウ・A！
特技はチェス！好きな食べ物はタルト！
嫌いな食べ物は「ちょ、ちょっと待って！！」
……ん？どした？？ナミ…？」
ナミ「どうしたもこうしたもないわよ！！タイルノウって、あの？！」
A「あのって、どのこと？」
ナミ「タイルノウって名字、知らない方がおかしいわよ……
あの、ゴール・D・ロジャーの船、随一の切れ者で、狙撃能力も高く、頭脳面でも戦闘面でも活躍した伝説の男の名前じゃない！」
A「あぁ〜……、私、その孫です。」
そう片手を小さく挙げながら困ったように笑うA。
その姿に呆れながら周りを見渡すとみんなびっくりしたようで、口を開けて驚いている。
だが一人だけ、目をキラキラさせながら
ルフィ「Aのじぃちゃん、そんなすげぇのか？！」
と身を乗り出すルフィ。
こいつが、知ってるとは思わなかったけど、まさかほんとにしらなかったとは……。
A「うん、まぁ。でも、あんま話たことないけど……。
って、その話は置いといて、まぁ、自己紹介も程々に、みんなが気になること教えてしんぜよう。」
そう言うAは一瞬悲しい表情をしたが何もなかったように明るく笑う。
それもそうだろう。
生後２、３ヶ月で姉以外の家族と離れ離れになって、そのまま二度と会えなくなってしまうなんて……。
私は、つい、Aを抱きしめたい衝動に駆られるが我慢する。
A「え〜っと……まず、私の能力についてだけど……。
さっきも言ったように私はノウノウの実を食べたの……。
んで、さっきの海兵にしたやつは記憶をこっちが都合よくなるようにちょっと変えたの！
私はほんとに死んで、復讐をするためにカイが屋敷へと突入！
そして、その際にカイを返り討ちにして殺してしまう。
こう、記憶を変えることによって、傲慢で自己中なあの海兵は私たちの存在は無かったことにするはずだわ……。
きっとあいつは自分のミスを受け入れたがらないだろうからね。
でも、君たちは海賊だからどんどん有名になるはず。
そんときに私の嘘はバレるけど、ルフィたちは私を守ってくれるんでしょ？」
と、上目遣いで見上げてくるA。
っっっっっっ！！超、かんっわい〜！！
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作者名：ヴォン | 作成日時：2022年8月15日 9時
