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ナミside
今、私はウソップとならんでため息を1つ付いている。
その原因は明らかにこの馬鹿共のせいだろう。
妹バカ、肉バカ、酒バカ、女バカ。
この4人のバカはここが敵地というのに人それぞれ思うがままの行動をしている。
妹バカは辺りをキョロキョロしながら「Aー！！！！」と、ひたすら叫び、
肉バカは食べ物の匂いがすると言ってあちこちの部屋を開けまくっている。
酒バカ、女バカはいつもの如く喧嘩をしている。
そんな彼らにまた、ため息をつく私とウソップ。
まさにこの空間はカオスと化してた。
そもそも、まずこの侵入の仕方はおかしいと思う。
敵地だと言うのに真正面から何も計画立てずに突入なんて……
じゃあ、何かいい案はあるのかと言われたら無いから何も答えれないが、もう少し、こっそり入るべきだとおもう。
ウソップも私と同じだったらしく、真正面から突入することを最後まで止めていた。
だが、そんなんで我を変えないめんどくさい4バカどもは、真正面から殴って、切って、蹴って突入した。
もう、やってしまったもんは仕方ないと割り切るべきだと思うが彼らあまりのバカさにため息が絶えない。
すると喧嘩を辞めたゾロが辺りを見渡し、「なぁ、お前ら！」と私たちをよんだ。
ゾロ「なんかおかしくねぇか？」
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作者名：ヴォン | 作成日時：2022年8月15日 9時
