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名前side



わぁ、なんで振り返って取材のことなんて
言っちゃったんだろう

なんか、なんか言わなきゃいけない気がした
んだよなぁ。



...怒ってたらどうしよう



自分の行動を悔いつつも、雑誌のページ
越しに見てた彼とはどことなく雰囲気が
違い、なにか...なにか変な気持ちがした



探し求めてたような、





そんななにか、



グイッ




「へ?」



肩を掴まれ強引に振り向かされた


大「どうも!有岡大貴です」


いじわるな笑顔をうかべる彼に





「え、あ、どうも、、」



くしゃっと、あのいつものアイドルスマイルを
浮かべると私の目をのぞきこんできた



大「見てましたよね?さっきの」


「うぇ!...あぁ、まぁちょっと」



するといたずらっ子が浮かべるような
悪い笑み



私が首から下げてる会社の会員書をみて


大「Aさんって言うんですねー

僕に...このあと時間もらえません?」




そう言った






こんなおばさんに彼が、アイドルの彼が
本気で言っているはずもないのに

なぜかわたしの胸は熱くなった。


彼のつけてる香水が、あまりにも
甘い匂いを放つせいかもしれない、

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設定タグ:Hey!Say!JUMP , 有岡大貴 , 伊野尾慧   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:名前 | 作成日時:2019年1月14日 21時

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