6 ページ7
名前side
わぁ、なんで振り返って取材のことなんて
言っちゃったんだろう
なんか、なんか言わなきゃいけない気がした
んだよなぁ。
...怒ってたらどうしよう
自分の行動を悔いつつも、雑誌のページ
越しに見てた彼とはどことなく雰囲気が
違い、なにか...なにか変な気持ちがした
探し求めてたような、
そんななにか、
グイッ
「へ?」
肩を掴まれ強引に振り向かされた
大「どうも!有岡大貴です」
いじわるな笑顔をうかべる彼に
「え、あ、どうも、、」
くしゃっと、あのいつものアイドルスマイルを
浮かべると私の目をのぞきこんできた
大「見てましたよね?さっきの」
「うぇ!...あぁ、まぁちょっと」
するといたずらっ子が浮かべるような
悪い笑み
私が首から下げてる会社の会員書をみて
大「Aさんって言うんですねー
僕に...このあと時間もらえません?」
そう言った
こんなおばさんに彼が、アイドルの彼が
本気で言っているはずもないのに
なぜかわたしの胸は熱くなった。
彼のつけてる香水が、あまりにも
甘い匂いを放つせいかもしれない、
続く お気に入り登録で更新チェックしよう!
最終更新日から一ヶ月以上経過しています
作品の状態報告にご協力下さい
更新停止している| 完結している
←5
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:名前 | 作成日時:2019年1月14日 21時