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はじまり ページ1
「シンデレラはまたいないのか、、」
今日もお城からは悩ましい王子様の声。
仕事を終え部屋に戻るも愛しの妻が
不在だからです。
「毎夜毎夜...こんなにも愛しているのに...」
ガラスの靴を拾った時は運命を感じ
この人と結婚する未来まで自分にはわかった
ような気がしていた。
それはきっと
気のせいだったのかもしれない。
いくら愛せども、愛せども...
「今夜もシンデレラは違う男の腕にいるのか
嫉妬で狂いそうだ、、」
王子様が月を見上げた時
魔法使いが現れます
「シンデレラは困ったものですね
ホントの愛を知るのを恐れて。気の毒な
王子様にはチャンスを与えましょう」
魔法使いは短剣を王子様に差し出します
「これでシンデレラと心中しなさい
そしたら二人とも生まれ変わり来世で
巡り会うことができます。そこからは
あなたの気持ち次第です」
そうして来世への物語は
徐々にはじまりを迎えたのです。
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作者名:名前 | 作成日時:2019年1月14日 21時