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「え〜〜〜！？レイリーのおっさん！？」
そんな声が遠くの方から突然飛び込んできた。
レイリーさんをああ呼ぶのは彼しかいないし、そろそろ戻ってくる頃だろうとは思っていた。
「ルフィさん！」
立ち上がって声のした方を振り向いて、ジンベエさんにおぶられてやって来た彼の名を呼ぶ。
自力で立っている私の姿を目にした彼の口角がみるみる上がって、驚きでいっぱいだった顔は満面の笑みに変わる。
片やジンベエさんは驚嘆のあまり目を見開いていた。
冥王本人に出会えたことに驚いているのか、それともその冥王と喋るのにだんだん慣れてきていた私の順応力に呆れていたのかは知らないが。
「A！！目ェ覚めたのか！？」
「ええ……4日程前に。
確かそうだったでしょう？ジンベエさん」
そう確認を仰いだ私に、ジンベエさんがあぁと首肯して答える。
「でもお前、腹は……？」
視線を私の腹部へ下ろすルフィさんの目は直前とは打って変わって、何かに怯えているようで。
……あぁそうか。私がこの傷を負った瞬間を、彼は兄の背中越しに目の当たりにしていたのだった。
私と同じように目の前でマグマの拳を受けた兄が死んだのだ、こう不安になるのも仕方が無いだろう。
「大丈夫ですよ。
余程の無茶をしない限りは、もう開きませんから」
と柔く笑んで、Tシャツに隠れた腹部の傷痕を撫でる。
……そう、“余程の”無茶をしない限りは。
黒髪ロングの誰かさんが試験的に一暴れした？誰でしょうねそれ？(すっとぼけ)
そんな私の脳内など知りもしない彼が、そっか、ならよかった！と笑った。
久々に見た彼の解放感に満ちた笑顔が私の緊張を和らげていくような感覚にほっとして、自然と頬が緩む。
だがあまり長くレイリーさんを放置して空気にしてしまうのもよろしくない。
申し訳ない、と心の中で詫びを入れつつ私はレイリーさんの方へ話を戻す。
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
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Riran(プロフ) - はじめまして、全部1日で読みました。とても面白かったので続きをお待ちしております☺️ (2022年11月28日 23時) (
レス) @page14 id: 4386bdb6b0 (このIDを非表示/違反報告)
梔子 - りりあさん» 駄作者さんは言い過ぎじゃないですか？ (2022年8月26日 18時) (レス) @page14 id: 2e66f6d817 (このIDを非表示/違反報告)
たろ。(プロフ) - 准将イケメンだし性格もドタイプすぎて…海軍海賊これからどうなってくんだろ、続き待ってます (2022年7月24日 22時) (レス) @page14 id: ba071d904f (このIDを非表示/違反報告)
〇 - ボロ泣きでした！まだ続き可能性があるのでしたら楽しみに待ってます！！ (2021年8月25日 14時) (レス) id: b70922fcf0 (このIDを非表示/違反報告)
ｶﾛ賀 - 待ってます！完結させるってお言葉信じてお待ちいたします！頑張ってください！ (2021年6月5日 4時) (レス) id: 77c7a84bb1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：福岡 | 作成日時：2018年10月14日 1時
