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「海でクザンさんに保護されて、それ以来海軍で過ごしてきて、それまで私が得られなかった人の温かさをこの身で感じることは出来ました。
でも、だからこそ、対等な目線で接してくれる人がいないのがどれだけ寂しいことなのかを思い知らされた……」
自分語りなど私らしくないと思いながらも、口からは思いの丈が溢れ続ける。
「私が海軍大将に保護された人間としてあなたたちの記憶にある限り私はあなたたちと同じ目線に立てないと分かった時……私は“また”自分を恨みました。
“どうして誰かと同じ目線で同じ世界を見ることが許されないのか”と」
俯きながら私が“また”と言ったに違和感を覚えたのかサカズキさんが問うて来たが、あなたには関係ないことですと静かに首を横に振って立ち上がった。
「だからこそあの時私を見下すでもなく下手に出るでもなく、私を私として見てくれたのが、私を友人だと言ってくれたのがこの上なく嬉しかった……！」
後ろでエースさんがポツリと私の名前を呟いたのが微かに聞こえ、体側で小刻みに震える両の拳をきつく握り締める。
「だからこそ私は彼をここで終わらせたくはない！
“エースさんが私の友人だから”
……私が戦う理由なんて、それだけで十分です！」
地面を蹴ってまた彼の方へ飛び出して、また攻撃を仕掛ける。
マグマの拳を全て躱しても、武装色の覇気で彼を蹴り飛ばしても、私如きが彼にまともなダメージを与えられないことぐらい分かっている。
それでも私は何度だって戦う。
「エースさん！この隙にジンベエさんとルフィさんと一緒に逃げて！」
「何言ってんだ！お前も逃げるんだよ！！」
「私のことはいいから早く海岸へ！ルフィさんが、仲間たちがあなたを待ってる！！」
たとえこの努力が時間稼ぎにしかならなかったとしても。
「……それがお前の答えか、A」
暫しの沈黙の後、サカズキさんがポツリと言った。
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暁 - 准将さぁん...！( ；∀；) (6月25日 10時) (
レス) @page12 id: 1fc9dc00b9 (このIDを非表示/違反報告)
chiaki3624ykc(プロフ) - このシリーズは何回読んでも泣けます。泣きます。 (2018年6月22日 0時) (レス) id: 1fdd2ab3eb (このIDを非表示/違反報告)
福岡(プロフ) - 幽夢さん» リクエストありがとうございます！完成次第part5の方に載せますので、しばらくお待ちくださいませ…！ (2018年6月3日 21時) (レス) id: 21bdf75ba1 (このIDを非表示/違反報告)
幽夢 - 夢主が風邪を引いた会やってください (2018年6月3日 21時) (レス) id: 458d879d4a (このIDを非表示/違反報告)
恋雪様だぞ☆(笑)(プロフ) - 夢主がぁぁぁ！お腹ぁぁ！とゆうかサカズキが手ぇ止めようとするってすごいな！徹底的な正義！ (2018年4月26日 23時) (レス) id: 1ed1a2a23c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：福岡 | 作成日時：2018年2月14日 0時
